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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
紅いイレギュラー
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後、イレギュラーの頭部のクリスタル部に「W」の字が浮き上がる。
「ハッハッハッハッハッ・・・・ハッ!」
「うぅ・・・・・・ん?」
突如手を離したイレギュラーにシグマは驚く。後ろを振り向くと先ほどまでとは反対に苦しんでいるイレギュラーの姿があった。
「あ、ああ!?うあぁ・・・・・わあぁあああ!?」
(なぜ急に苦しみだした?・・・・・・・だが、今なら反撃できる!)
シグマはボロボロの体を動かして苦しんでいるイレギュラーに向かっていく。
「うぉおおおおああああああ!!!(奴の頭部の水晶部にさっきまで浮かんでなかった文字が・・・・・・ならばあそこが急所のはず!)」
シグマは渾身の力を込めて左腕でイレギュラーの頭部を殴りつける。拳は頭部のクリスタルを砕き、イレギュラーを後方へと吹き飛ばす。
「ハア・・・・ハア・・・・・ハア・・・・・・」
シグマは倒れたイレギュラーがまた起き上がってくるのではないかと警戒したが今度ばかりは動く様子はなかった。
「ま、まさかこの私がここまで追い込まれるとは・・・・・・・・・」
しばらくしてシグマは足を引きずりながらも入り口とへと戻ってきた。外に出ると待機していた部下たちは喜んでいた。
「シグマ隊長だ!」
「流石だ、隊長に敵うレプリロイドなどいるわけが・・・・・あっ!」
しかし、ボロボロのシグマの姿を見るやあまりにもひどい状態に唖然とする。
「紅いイレギュラーを修理センターへ運べ・・・・。ハア、ハア・・・・・それとDr.ケインに連絡を・・・・・・ハア、あの紅いイレギュラーを調査する。」
「た、隊長・・・・・お体の方は・・・・・・」
足を引きずるシグマの姿を見て部下は心配するが今のシグマはイレギュラーに徹底的に痛めつけられた屈辱で頭がいっぱいだった。
「う、うるさい!」
シグマは部下の手を払いのけその場から去って行った。
「その後、私は再び紅いイレギュラー・・・・・・・つまり、ゼロ。お前が再びあの状態になることがないように私の部隊に配属させた。だが、お前はあの時のことを一切覚えておらず、まるで別人のように大人しくなっていた。」
「「・・・・・」」
シグマの話を聞いて二人は黙る。
「これがどういう意味か分かるか?私がイレギュラーと呼ぶ以前にゼロ、お前こそが真のイレギュラーだったのだよ!あのダブルを惨殺した時の表情、あれこそが私を殺す寸前にまで陥れたお前そのものだったのだ!」
「・・・・・・ゼロ・・
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