暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
紅いイレギュラー
[2/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
は埃は被っていたものの整備すれば十分使えそうな場所だ。
「ん?」
シグマはふと足を止める。その先には、後頭部に長い金髪を持つ紅いレプリロイドがいた。その手には破壊されたハンターの骸が握られている。
(奴がガルマの部隊を全滅させた紅いイレギュラー・・・・)
目の前にいる得体のしれない存在にシグマは警戒する。紅いイレギュラーは残骸を捨てると今度はシグマを標的に定める。
「ヌウウオォオオオオオオオオオ!!」
「・・・・・・フウ(動きが甘いな)」
ゼロの攻撃をシグマはすぐに推測して回避する。紅いイレギュラーは背後に回ってきたシグマに回し蹴りを披露しようとするがそれも躱され、壁を破壊して煙を上げた。
「フフ・・・・・・・ん?」
動きが意外に単調なことでうまくかわしたシグマだったが紅いイレギュラーは何事もなかったかのように煙の中から現れる。
「面白い・・・・ヌウウオオオオオ!!」
両者ともに接近し、拳を交わし合う。紅いイレギュラーは拳を何度も振るうがシグマはパターンを見切って回し蹴りを繰り出し、防御するものの勢いに押されて壁に衝突した。
「うおわぁ!?」
紅いイレギュラーが衝突したショックで劣化していた壁は壊れ、隣の部屋へと飛ばされる。シグマは、そのまま追撃するべくゆっくりと部屋の方へと入って行く。
「ウオォオオ!!」
紅いイレギュラーはすぐに立ち上がり再びシグマに向かって拳を振るう。
(パワーは十分高い・・・・・・だが、私は受けるほど甘くはないぞ。)
シグマはイレギュラーの腕を掴み地面にたたきつける。そして、その反動を利用して天井へと放り投げ、天井の壁を破壊した。
(今ので通常のイレギュラーならほぼ機能停止する・・・・・・・ん!?)
決まったと判断しかけたシグマは天井にめり込んだイレギュラーの表情を見て驚く。
笑っているのだ。敵わないと既に分かってもおかしくないにもかかわらず笑っているのだ。
(・・・・・流石ガルマの部隊を全滅させたイレギュラー、一筋ではいかんか・・・・)
シグマは落下してくるイレギュラーに向かって拳を振るう。同時にイレギュラーも拳を振るってきた。
双方の拳がさく裂し、閃光が発生する。
互いに距離を取り合うとイレギュラーは真っ先にシグマに向かってきた。シグマは、攻撃を躱していくがあることに気が付いた。
「コイツ!?(先ほどよりも私の動きを読んでいる!?)」
先ほどに比べてイレギュラーの攻撃がシグマの動きを掴んでいるのだ。レプリロイドの高度な情報処理とはいえこんな短期間で相手の動きを学習できることはまずない。イレギュラーの攻撃は更に早くなる。
「ウオォオオオオオオオオオ!!!」
「クッ!(
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ