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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
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別に悪気があったわけじゃ・・・・・・」
「・・・・・・・」
ゼロは黙って唯一動く右腕で彼女を抱きしめた。
「よかった・・・・・・・・無事で・・・・・・」
「ゼロ・・・・・・」
アイリスもできるだけ痛まないようにゼロに寄り添った。もうしばらくこうしていたいのは山々だが時間がない。
取り敢えず左腕の接続を終えると二人は、支え合いながら動力室を目指して歩き始める。
「・・・・・・データチップを取り込もうとしたとき、幻かもしれないけど兄さんに会ったの。」
「カーネルに?」
「ゼロのことを支えてやれって。」
「・・・・・・そうか。・・・・・・・アイリス。」
「ん?」
「・・・・・・俺は、今までなんのために戦っているんだと考えていたんだ。エックスはみんなのために戦ってきた。俺たち仲間や友人のために。それに比べて俺はどうなんだ?俺はなんのために戦ってきた?ひょっとしたら自分自身が戦いを望んでいるからなのではないかと・・・・・・・」
「・・・・・・」
「さっきの俺を見れば信じてもらえないかもしれない・・・・・・・だが、はっきり言っておきたい。」
移動しながらゼロは、アイリスの顔を見て言う。
「俺は・・・・・・・お前を護る為に戦いたい。」
「ゼロ・・・・・・・・」
ゼロの告白にアイリスの顔は真っ赤になった。
「・・・・・・恥ずかしいことを言ったな、早く動力室へ急ごう。」
「え、えぇ。」
二人は、確実に動力室へと向かって行く。
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