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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ダブル
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らなんだって言うんだ?」

「なんだとっ!?」

「本当の風穴を開けるって言うのはな・・・・・」

ゼロは右腕をアースクラッシュを使用する要領でダブルの腹部にぶつける。

「こうするんだ!!」

アースクラッシュの振動も合わさってダブルの腹部は貫通する。凄まじい衝撃にダブルは今までにない恐怖を味わった。

「ハア・・・・・・だ、だが、俺は不死身だ!?そんな大穴開けられたぐらいで・・・・・・」

「まだ終わってねえぇ!!!」

ゼロはできないはずなのにもかかわらず右腕をそのままバスターに変形させる。

「なっ!?て、てめえはバスターが使えないはずじゃ!?」

「このまま連続で撃たれてもお前の原型が残るといいなぁ!!」

ゼロは今までにない出力でダブルの体内にチャージショットにも勝るバスターを連射する。いくら特殊金属でできているダブルの体とは言え連続で放たれるバスターの光弾に耐え切れずその体を膨張させ、最終的には爆散した。

辛うじて上半身を再生することはできたがダメージが大きかったのかそれ以上再生する様子はない。

「バ・・・・・化け物・・・・・・・・・」

今まで戦いを楽しんでいたはずのダブルはあまりの恐怖にその場から逃げようとしていた。しかし、その後ろには笑いながらセイバーを展開するゼロが近づいてくる。

「フッフフフフフフフ・・・・・・・どうやら八つ裂きにされるのは貴様の方らしいな。」

「ヒイィ!?」

狂気の笑みを浮かべるゼロは、最早イレギュラーそのものだった。ここにいないシグマがもし今のゼロを見れば間違いなく歪んだ表情をしていただろう。ゼロはまともに動けなくなったダブルの体をセイバーで突き刺し始める。

「ガアァアァッ!!」

「どうだ?これがお前のために死んでいったレプリロイドたちの痛みだ。」

ゼロは更に一突きとセイバーを抜いては刺す。

「グワァアア!!」

「これはお前に殺されたカーネルの痛みだ!!」

更に一突き。

「アアアアァアアアアアア!!!」

「これはアイリスを悲しませた分だ。」

更に一突き。

「アァァアア・・・・・・・」

「フッフフフフフ・・・・・・フハッ、フッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!」

「・・・・・・・・」

ダブルからの反応が無くなった後もゼロは笑いながらその残骸を突き刺しまくる。


「う、うぅん・・・・・・・・・・・・」

その直後、アイリスの意識が戻り結晶体は自壊して彼女の目の前に落ちた。

「私は・・・・・・!」

アイリスは周囲を見回すとそこには狂ったように息が絶えたダブルをいたぶるゼロの姿があった。

「ゼロ?」

「ハッハッハッハッハッハッ
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