暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ダブル
[5/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、ゼロはそのまま落下して倒れた。もう、動く余力も残されていない。





(俺は・・・・・・・・・何も守れないのか・・・・・・・・・・カーネルに続いてアイリスまで・・・・・・・俺は・・・・・・・何のために・・・・・)

『なんじゃ、ゼロ。あんな程度の奴にやられるのか?』

(!?)

幻聴かもしれない。ゼロの目の前に見覚えのあるシルエットが見えた。

(お、お前は・・・・・・・)

『目を覚ませ、お前はワシの作り上げた最強のロボットなのじゃ。』

(何を言っているんだ?俺は・・・・・・・)

『本当のお前になれ。そうすればお前に敵などおらん、例えアイツでもな。』

(・・・・・・・・・・)

その直後、ゼロの理性が消えた。


























「さて、どんな風になるんだろうな・・・・・究極のレプリロイド様ってもんは・・・・・・ん?」

アイリスの方を見るダブルは後ろの物音に目を向ける。

「・・・・・・・・・」

「てめえ、まだ動けんのかよ?いい加減に大人しく・・・・・」

その時ゼロは不敵な笑みを浮かべて目を赤く光らせる。
































????

「・・・・・・・ここはどこ?」

アイリスは濃い霧の中を歩いていた。何故、ここに来たのかはわからない。怒りに身を任せてイレギュラー化したはずが気付いたらこの場にいたのだ。

「一体どうなっているの・・・・・・・」

不安に駆られ、彼女は歩き続ける。すると、目の前にベンチが見えそこに誰かが座っているのが分かった。

「あれは・・・・・・!」

後ろ姿だったがそこにはカーネルが座っていた。驚きながらもアイリスはカーネルの元へと走って行く。

「兄さん!」

「ん?」

妹の声を聴いてカーネルは後ろを向く。

「アイリス?」

「兄さん!死んでなかったのね!」

まさかの兄の再会に喜ぶアイリス。しかし、カーネルの表情は少し険しかった。

「・・・・・何故ここにいるんだ?」

「えっ?どういうこと?」

カーネルの言葉の意味がアイリスには分からなかった。

「ここはまだお前の来る場所ではない。早くゼロの元へ戻れ。」

「ゼロ?」

「・・・・・・今のお前は私のデータチップを取り込もうとしてここに迷い込んだんだ。ここは、人間で言えば『あの世』。早く戻らねば取り返しのつかないことになるぞ。」

カーネルの言葉を聞いてアイリスは驚く。

「どうして!?だって、兄さんはイレギュラーのせ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ