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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ダブル
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「ゼロ!!」
「情けねえな・・・・・これがシグマ様が恐れていた奴なのか?」
ダブルはゼロを踏みつけながら言う。
「せっかく楽しくなるよう準備しておいてやったのによぉ。これじゃあ、態々カーネルまで始末した意味がないぜぇ。」
「えっ?」
ダブルのさりげない言葉にゼロとアイリスは唖然とする。
「カーネルを?どういうことだ!?」
「あぁ・・・・・・そう言えば通信機ぶっ壊しといてこっちに連絡が来てなかったんだよな。シグマ様の命令で甘ちゃんの能無しの部下共と一緒に始末してやったんだよ。まあ、あのまま眠ってても可哀そうだったからな。」
「に、兄さんを・・・・・・・・・・・」
アイリスはショックのあまりに拾った左腕を落としてしまう。その反応を見てダブルは、ニヤリと笑みを浮かべ彼女に向かって何かを投げた。ショックを受けた彼女は、それを拾い上げる。
「これは・・・・・・・・・」
「証拠品のてめえの兄貴の動力炉とデータチップだよ。てめえら二人は元々一体の究極のレプリロイドになる筈だったんだろ?だったら、その究極のレプリロイドになって俺を倒してみな?まあ、兄貴よりも貧弱なてめえじゃ無理だろうがな。」
ダブルはアイリスを挑発するように言う。
シグマが仕入れた情報によるとカーネルとアイリスは本来一体のレプリロイドとして誕生するはずだったらしい。しかし、実験の失敗により闘争心と平和を愛する心を分けることによって今の形になった。つまり、アイリスを追い詰めてカーネルのデータチップと動力炉を組み合わせれば本来の力が発揮されるようになる。イレギュラーとしてだが。
「・・・・・・・・兄さん・・・・・・」
アイリスの目から光が消える。同時に動力炉とデータチップは、同化し不気味な結晶体に変化した。
「許さない・・・・・・兄さんを・・・・・多くの仲間を死なせて・・・・・・・・」
結晶体はアイリスの真上へと浮遊する。
「アイリス!やめろ!!」
ゼロは、ダメージを負った体を無理に動かそうとする。しかし、そんなゼロの目の前にダブルが立ちはだかる。
「おっと、せっかく面白いことになりそうなんだ。邪魔すんなよ。」
「そこを退け。」
「退かせられるか?左腕が?げて、エネルギーもほぼゼロに近く、立つことすらやっとなてめえがよ?」
「退けぇえええええ!!!」
ゼロはセイバーを引き抜いてダブルに斬りかかる。しかし、既にエネルギーを消耗したゼロの攻撃は簡単に受け止められてしまった。
「死に損ないはしばらく眠ってな!!」
ダブルはゼロの首を掴み上げると上空へと放り投げる。
「デビルスラッシュ!!」
「ガァッ・・・・・・・」
胸部を斬りつけられ
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