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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ダブル
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「ちっ!なら、再生できないほど切り刻んでやるまでだぁ!!龍炎刃!!」

ゼロは、セイバーに炎を纏わせ、上空へ跳び上がりながらダブルを斬りつける。ダブルのボディは瞬時に斬り口は塞がれ、元に戻る。

「無駄だって言ってんだろ?俺には切断武器は通じねえ!!」

ダブルは再びブレードを精製して回転させながら投擲する。ゼロは、また回避するがブレードは回転しながら反転し、ゼロの左腕を斬りつけた。

「グワァアア!?」

「ゼロ!?」

「どうだ!俺のブレードの切れ味はよ!!」

ダブルは、ゼロの左腕を掴むと切断面を利用して?ぎ取った。

「ガアアァアアアアアア!!」

「ヒャッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!」

傷口からエネルギーを吹き出し苦しむゼロを見ながらダブルは高笑いして奪った左腕を捨てる。

「これで右腕だけになっちまったな。それじゃあ満足に戦えねえんじゃねえのか?」

「黙れぇえ!!」

ゼロは苦しい表情をしながらもセイバーを握り直して態勢を立て直す。

「ハッハッハッハッ!そう来なくちゃな!精々俺を楽しませてくれよ!!」

「ゼロ・・・・・・・・」

両腕にブレードを精製して斬りかかるダブルの攻撃を片手で受け止めるゼロに対してアイリスは捨てられた左腕を拾ってみることしかできない自分に悔やむ。

左腕を失ったことと傷口からのエネルギーの流出でゼロは明らかに弱り始めている。

今は、どうにか持ち堪えているがゼロの険しい表情を見る限り、そう長く持たない。

そんなゼロを他所にダブルは笑いながら攻撃を続ける。

「楽しいな!ゼロ隊長よぉ!」

「グゥウ・・・・・・・・・」

ゼロは意識が朦朧しかけている中でどうにか攻撃を受け止めていた。ダブルは既にゼロが戦える状態でなくなったと判断し、距離を置こうとする。

(今だ・・・・・・今しか攻撃するチャンスがない。)

ゼロはセイバーを一旦素早く戻し、右手にできるだけエネルギーを溜めて地面に殴りつける。

「落鳳破!!」

打ち付けられたエネルギーは9方向へ扇状に放出され、ダブルに数発命中する。

「やった!」

攻撃が命中してアイリスは、勝ったと喜んだ。


「ふう、あぶねえあぶねえ。」

しかし、ダブルはブレードを高速で回転させることによって威力を軽減させていた。

ほぼダメージを受けていないダブルを見てゼロは唖然とする。

「クッ・・・・・・・・・・・もう、力が残っていない・・・・・・・」

ゼロは膝をついてしまう。先ほどの攻撃でほとんど体力を使い果たしていた。これ以上のエネルギーの消耗は機能停止する危険性がある。そんなゼロをダブルは蹴り飛ばす。

「ガハッ!?」
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