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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
スペースポート
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リスが悲しむ。」

「自惚れるなゼロ!そんな台詞は私を倒してからにしろ!!」

カーネルは、ゼロに向かって斬撃を飛ばす。ゼロは空円舞と壁蹴りで避けるとカーネルに向かって急降下する。

「氷烈斬!」

「ぬっ!?」

カーネルは避けるが氷の刃は左肩のアーマーを抉り取った。

「くっ!やるな!!」

カーネルは傷口を押さえながらサーベルを天に翳す。すると雷が降り注ぎ、カーネルの全身は電気エネルギーに満たされる。

「エナジーブレイカー!!」

サーベルを突き刺すと電気エネルギーは床を伝って流れていく。しかし、マンドリラーのエレクトリックスパークとは違い、床に留まったままジャンプで回避したゼロに向かって飛んできた。

「うおぉおあぁ!?」

電撃を浴びてゼロは床に膝をつく。

「どうした!本気で来いゼロ!!」

何とか起き上がるゼロに対してカーネルは、サーベルを振り下ろす。ゼロもセイバーで受け止めるもののその剣には殺意は込められていなかった。

「何故、本気で戦おうとしない!?このままだと死ぬのはお前だぞ!!」

「俺は、お前を意地でも止めてみせると誓った・・・・・・・」

「なら、何故本気を出さない!!私を倒す気で来なければ止めることすらできないぞ!」

切り返しで距離を取り合う。

「俺は・・・・・・俺は、お前を死なせたくない。本気でやり合えばどちらかが死ぬ。そんな光景をアイリスに見せたくない。」

「甘いぞ、ゼロ!そんな甘い考えで私に挑もうなどそれこそ命取りだ!!」

ゼロの言葉に対してカーネルは怒声を浴びせる。

「戦場にあるのは常にどちらかが残り、どちらかが滅ぶかだ!それはお前が最も知っているはずだ!!」

カーネルはサーベルをこれまでにないほどに振り上げる。

「グランドクラッシュ!!」

「グオォォオオオオオオオ!!!」

カーネルが放った巨大な衝撃波でゼロは壁へと打ち付けられる。

「いい加減に目を覚ませ!本気を出さねば死ぬぞ!」

カーネルは、倒れたゼロの首元にサーベルを向ける。

「・・・・・・・断る。」

「何っ!?」

「俺が・・・・・・俺が本気を出せば、お前を殺しかねない・・・・・・。」

「・・・・・・・どうしても私と本気で戦わないというのか。」

「お前は・・・・・・・アイリスよりも自分の誇りを選ぶのか?」

「ん?」

「俺は・・・・・・・前の戦いで大事な・・・・・・お前と俺のような間がらだった奴を目の前で破壊してしまった光景を見たことがある。その時のアイツ(エックス)は、自らを犠牲にしてでも戦いを終わらせようとしていた。俺や他の奴らのことを考えずにな・・・・・・・・お前はアイリスに同じことをさせ
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