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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ストーム・フクロウル
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らだめよ。」
「ゼロさん、偶にはゆっくりどうぞ(温かい目)。」
「アイリスさんも最近大変だったからもう少し休んでてくださいね。」
「ばいば〜い!」
「「・・・・・」」
2人だけ残して一同は部屋を後にする。ゼロとアイリスは、しばらく顔を合わせるが何とも言えない顔だった。
「・・・・・どうすればいいんだ?」
「さ、さあ?」
ゼロは困った顔をする。
「・・・・・・・アイリス。」
「ん?」
「・・・・・既にレプリフォースの大半が俺たちに討伐されている。お前の知り合いも含めて。」
「・・・・・・うん。でも、それは仕方のない事だと思っているわ。こっちに付いた私が言うのもなんだけど・・・・・」
「いずれカーネルの方から俺たちに挑んでくることも否定できない。俺やエックス、ドラえもんたちもそうだができればカーネルを死なせたくはない。できるのなら、今回のフクロウルやスパイダスの時のように拘束で済ませたい・・・・・・だが・・・・・・・・」
「?」
途中で言葉を止めるゼロに対してアイリスは、不思議がるがよく見るとゼロの手が震えていることに気がつく。
「俺は・・・・・・カーネルを死なせてしまうのかもしれない・・・・・よくわからないがそうなってしまうのではないかと不安になって仕方ないんだ・・・・・・ドラグーンの時も俺はあいつを助けてやることができなかった・・・・・・・」
ゼロは、未だに映る自分の記憶の断片を思い出す。
大量のレプリロイドの残骸。
真っ赤に染まった自分の手。
右腕を吹っ飛ばした上に痛めつけられた親友によく似た青い少年。
もしかすれば、カーネルは愚か目の前にいるアイリスですら破壊してしまうのかもしれない。
そう思えてしょうがないのだ。
「・・・・・・・」
そんなゼロの震える手をアイリスは優しく包んだ。
「!」
「大丈夫、きっと兄さんのことは止められるわ。」
アイリスは、優しい目でゼロに言う。
「アイリス・・・・・・・」
「今までだってゼロたちのおかげで解決できたもの。きっと兄さんを止められるはずよ。それに・・・・・・・・」
アイリスは、ゼロを強く抱きしめた。
「私・・・・・・・もしゼロがいなくなったら・・・・私・・・・私・・・・・」
「・・・・・・・・ありがとう、アイリス。」
ゼロもアイリスのことを抱きしめた。
絶対に止めてみせる。
そう固く誓いながら・・・・・・・・・・
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