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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ジェット・スティングレン
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ングレンに向かって泳ぎ始める。しかし、半分も行かないうちに沈んでしまった。

「・・・・・・・相当重症だな。」

溺れたマーティを引き上げながらスティングレンは納得する。




その後とあるプールで

「じゃあ、水に対しての恐怖心を失くすところから始めるぞ!」

「だからって、子供プールでやらないでよ!(泣)アタシは子供か!?」

態々一般のプールにまで言って足が着くプールで練習。

マーティは顔を真っ赤にしながら足をゆっくり動かせるように丁寧に指導。



数か月後

「やっと浮き輪なしで泳げるようになってきたな。感心感心。」

「・・・・・・(恥ずかしくて何も言えない・・・・・)」

浮き輪で浮かぶのは卒業し、徐々に泳げる距離が伸び始める。



さらに数か月後

「よし、次は海での実践だ!」

「・・・・・・・」

気がつけば海での訓練に戻ってきていた。


















そして、一年後・・・・・・・・

「す、スティングレン教官!」

彼女は海上レスキュー部隊への配属が決まった。卒業認定をもらうと彼女は早速、スティングレンに報告した。

「ん?」

「ぶ、無事・・・・・卒業認定もらいました・・・・・・・」

マーティは恥ずかしそうに言う。もっとも一年ぐらい前まで馬鹿にしていた男に言うのだ。今更ながらバカにしていた一年前の自分が憎たらしく感じる。スティングレンは、そんな彼女に対して嬉しそうに答える。

「そうか。無事に卒業できたか。一年前はどうなるかと思ったが・・・・・よかったな。」

スティングレンはまっすぐな視線でマーティを見る。

「・・・・だが、これで終わりじゃないぞ。マーティ、レスキュー部隊に入ればどんな危険なエリアでも必ず救助者を助けなければならない。イレギュラーがいる危険な場所でもだ。」

「・・・・・・・」

「君は、以前の卒業訓練でイレギュラーとの抗争に巻き込まれた。もし、あの事態になったら君はまた怯えてしまうだろう。だが、時にはその恐怖心を抑えて戦わなければならない。」

「戦う?」

「レスキュー部隊は何も救助だけが全てではない。時には仲間と安全なところまで行くために自ら危険を冒さなければならない。勇気が何よりも大事なんだ。」

「勇気・・・・・・・・」

「何事も恐れずに立ち向かうことだ。それだけは忘れるな。」

「・・・・・・・はい。」

マーティはそう言うと頭を下げる。

「今までご指導していただきまして本当にありがとうございました。」

それが二人の最後のやり取りとなった。













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