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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ジェット・スティングレン
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心配そうに彼女に言う。そんな友人たちを他所にマーティは離れた所で有意義に泳いでいる仲間に対して嫉妬の目を向けている。
「・・・・・」
「そ、そうだ!今日は、もう泳ぐのやめにしてさ。遊びに行かない!?ほら、最近学校の近くに新しいカラオケができて・・・・・・・」
友人の一人が誤魔化すように話をしようとするとマーティは浮き輪を捨てて泳ぎ始める。
「ま、マーティ!?」
「ゲホッ、ゲホッ!ゴブッ!」
3メートルも行かないうちに彼女の体は沈み、泡だけが昇ってくる。
「大変!すぐに引き上げないと!?」
友人たちは沈んだ彼女を引き上げるべく、飛び込む。しばらくすると咳き込む彼女が引き上げられた。
「ゲホッ!ゲホゲホ!ゲホッ!」
「マーティ、大丈夫!?」
咳き込む彼女の背中を擦りながら友人たちはオドオドとする。
「どうしてよぉ・・・・・・・・どうして泳げないのよ!」
彼女は、拳を叩きつけながら悔しそうに言う。
マーティは、最新鋭のレスキューマーメイドタイプとして開発され、現場に配備できるよう訓練学校へと入れられた。成績もよく性格に若干問題はあったものの予定通りの性能を引き出し、訓練学校を出るのは時間の問題だった
はずだった。
卒業を控える最終試験において、彼女は他の生徒と共に実際の現場を再現したレスキュー訓練を行うことになった。
試験は順調でこのまま他のメンバーと共に無事卒業を迎えられそうだった。
しかし、そこへ逃亡中のイレギュラーが訓練エリアに侵入、それを追っていたイレギュラーハンター第6艦隊もエリアに乗り込む大混乱となった。
多くの同級生が目の前でイレギュラーとハンターの交戦に巻き込まれ、彼女自身も負傷した。
この事件後、イレギュラーを追尾していたハンターであるホイール・アリゲイツは、半年以上の独房での監禁となり、ハンター本部から訓練学校に対して度重なり謝罪が行われた。
訓練生の中で生き残ったのはマーティを含めて僅か数名だった。
しかし、その残った同級生も
「マーメイドタイプから一般のウーマンタイプに再改造してください。」
「海以外の・・・・・・海以外の場所に配属先を変更させていただけないでしょうか?」
「水・・・・・水には・・・・・入りたくないんです・・・・・・・」
アリゲイツによるトラウマのせいで彼女を除いてレスキュー部隊に入るのやめてしまった。残されたマーティは、修理された後に復帰できるかと思われていたがどういうわけか水に浸かった瞬間、尾びれが動かなくなるという謎の現象が発生
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