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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
カーネル
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んのことを全く気にしないように!!」
「落ち着くんだジャイアン。」
「けどよ・・・・・」
「カーネルだって分からないわけじゃないんだ・・・・・・・でも、どうしても素直になれないんだよ・・・・・」
「のび太・・・・・・・」
エックスたちがそう話している傍ら、アイリスはゼロと話していた。
「アイリス、どうしてこんなことを・・・・・・・」
「貴方と兄さんに戦ってほしくなかったの。」
「・・・・・・」
「ゼロ、兄さんとは戦わないで。二人が戦えばどちらかが・・・・・・・」
アイリスが話している最中でありながらゼロは、その場から離れて行く。
「・・・・・誰かが・・・・誰かがレプリフォースを止めなければならない・・・・・・・・だが、俺も出来ればカーネルとは戦いたくない・・・・・・・さっきも出来れば説得で済ませたかった。」
「ゼロ・・・・・・・・」
拳を握り締めながら震えるゼロに対して、アイリスはそっとその手を握る。その二人の姿を見てエックスと一緒に引き上げていたマーティは何かを悟った。
(・・・・ゼロ・・・・・・あの時のエックスとカーネルの姿を重ねているのかしら?)
ドップラーの反乱において『殺意の鬼』に目覚めたエックスを相手にしたことを思い出しているのだろうか?
あの時は、一歩遅ければエックスに破壊されていたか、もしくはエックスを破壊してしまいかねない事態だった。
(でも、その気持ちもわからなくもないわ・・・・・アタシだって、あの時勇気がなかったらエックスと一緒になれなかったし・・・・ゼロもきっとそうよね。大事なものを失うかもしれない恐怖というものが・・・・・・)
マーティはそう思うとエックスに寄り添いながら歩き始める。それからすぐに玉美も間に入って三人で手を繋ぎながら歩いて行く。
「・・・・・」
「ゼロ、帰りましょう。」
「あぁ。」
ゼロもアイリスと一緒にその場から引き上げて行く。
その際、また手を繋ごうとしたがゼロは、その寸前に自分の手を引いた。
あの夢のように彼女の腕を少年の右腕のように奪ってしまうのではないか?
彼の脳裏から密かに不安が広がっていた。
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