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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
フロスト・キバトドス
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がき続ける。
(動け!動いてくれ!あの子を助けなくちゃならないんだ!頼む!動いてくれ!!)
爆発が激しさを増し、少年たちの姿は見えなくなる。それでもゼロは動こうとする。
(動け!動け!!)
同時に自分の意識が薄れ始めた。
(動けぇえええええええええ!!!!)
ハンターベース メディカルルーム
「ハッ!?」
「ゼロ!?」
目を覚ましたゼロの視界に最初に入ったのは、アイリスの心配した顔だった。
「ハア・・・・ハア・・・・・・アイリス?」
「大丈夫!?治療が終わってからずっとうなされていたけど。」
ゼロは彼女に支えてもらいながら上半身を起こす。ゼロは、辺りを見回しながら自分の体を動かす。
「ハア・・・・・ハア・・・・・・・・何でもない、大丈夫だ。」
「でも・・・・・」
「それより、俺はどのくらい気を失っていたんだ?」
話を逸らそうとゼロは話題を変える。
「えっ・・・・・・・えっと、4時間ぐらいかしら?治療されてからずっとうなされて心配だったから・・・・・・・」
「4時間も俺の看病をしてくれたのか?」
ゼロが驚いた顔で言うとアイリスは顔を赤くして頷く。
「・・・・・ごめんなさい。貴方のことが心配で・・・・・」
「・・・・・いや、俺の方も心配かけてすまなかった。」
ゼロはそう言うとしばらく黙っていたが彼女の顔を見て改めて口を開く。
「アイリス・・・・・・・あのスカイラグーン事件の犯人なんだが・・・・・・・実は俺たちの仲間だった奴なんだ。」
「えっ?」
「14部隊のドラグーンを知っているだろ?アイツが動力炉を破壊させてこの戦いの元凶を作ったんだ・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「すまない。俺たちが先に気づいていればこんな事態にならなかったのにな・・・・・・」
ゼロは申し訳なさそうに言う。対するアイリスもゼロの顔を見て彼の心情を悟った。元々同じ組織で働いていた仲間がこの戦いを引き起こす原因を作ったと知ったのなら尚更だった。
「・・・・・ううん、ゼロのせいじゃないわ。貴方は、みんなのために戦っていたのだから。それに・・・・・誤解を広げてしまったのも頑固な兄さんが招いたことだし、みんな悪かったのよ。」
「ドラグーンが死ぬ間際に君に一言言っていたよ。『すまなかった』ってな。」
「・・・・・・そう。」
アイリスは複雑な表情で聞く。
「・・・・・・・・ねえ、ゼロ。人間とレプリロイドってお互いに共存し合って生きていくことって無理なのかしら?」
彼女は、ゼロの顔を見て言う。
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