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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
フロスト・キバトドス
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させてゼロに向かって攻撃を続ける。ゼロは意思に関係なく次々と攻撃をはねのけ少年に攻撃を始める。

『うわぁあ!?』

少年は壁に打ち付けながらも何とか起き上がり特殊武器を変えて攻撃を再開する。

『ヨーヨーカッター!』

『ネイルシールド!!』

『コメットダッシュ!!!』

それでもゼロに対して全くダメージを与えられなかった。

(どういうことだ・・・・・・・・あの子供は、どうしてエックスみたいに武器を変更できるんだ?それにこの俺は一体何なんだ?何をしようとしているんだ!?)

ゼロが混乱している最中、体は勝手に動き続け、とうとう少年の右腕を吹き飛ばした。

『うわああああああああ!!』

少年は右腕を吹き飛ばされると同時に再び壁に打ち付けられ、その場に倒れた。それでも自分の体は少年を攻撃し続けようとする。

(もうやめろ!!これ以上攻撃してなんになる!?この子が何をしたというんだ!?)

ゼロは少年を掴み上げるといたぶり始める。

(やめろ・・・・・・)

少年の弱って行く声を聴きながらゼロは叫び続ける。

(やめてくれ・・・・・・)

そして、放り投げると動かなくなった少年に向かってバスターを展開する。

(やめろおおぉおおおおおおおおおお!!!!!)




その直後、何か不具合でも起こったのか自分の体はショートを起こし始めてその場に倒れた。

(た、助けなければ・・・・・・・・・)

ヘルメットを破壊され、黒髪を晒した少年の元には赤いロボット犬と同じヘルメットを被った鳥が心配そうに寄り添っていた。



ウィンウィンウィンウイン・・・・・・・

そこへ自分の元に向かって一機の円盤が降りて来た。円盤は下からマジックハンドを出し、倒れているゼロを捕まえた。

『やれやれ・・・・・・やはり未完成では倒すにまで至らなかったようじゃのう・・・・・』

(!?)

円盤を操縦していると思われる人物の声にゼロは思わず驚く。

その声は夢で自分に語り掛けてくる声と同じものだった。

『運が良かったのうロッ・・・・マン。しかし、この城はもうすぐ爆発する。その体で爆発するまでに逃げ切れるかのう・・・・・・・』

円盤は自分を回収するとその場から離れて行った。

(おい、どこへ行くんだ!?あの子の方が重傷なんだぞ!?)

ゼロは叫ぼうとするがやはり自分の体は動かなかった。爆発が激しくなっていく中、主人と一緒に脱出しようとロボット犬は少年を背負って脱出しようとする。

(あの状態じゃ間に合わない・・・・・・)

ゼロは無理してでも動こうとする。

(頼む・・・・動いてくれ・・・・・)

動かない自分の体を何度も動かそうとゼロはも
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