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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
ダーリンの名前はR/二天一流剣豪参上
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う指示し、隊員達全員が銃をかまえる。
何か策はないか、
俺も考えてるし院長先生も考えているだろう。

「ご主人。」
「…?」

そうしていると、タマモキャットが院長先生に小声で話し掛けてきた。
天鬼雨から院長先生をかばっており、その身体は誰よりも傷ついている。
立っていられるのもやっとかもしれない。
しかしそんな状態でキャットは、驚くことを口にした。

「全員を連れて逃げろ。この程度ならキャット一人でそれだけの時間は稼げる。」
「な、何を言って…!」
「三笠を失うのはしょうがない。だがご主人を失い、そして自分の存在意義を失うのはもっとイヤなのだ。だから逃げてほしい。」

自分を囮にし、逃げてくれと言ったのだ。

「さぁ、その令呪でキャットに命じてくれ…ご主人。」
「無理だそんなこと…第一お前はどうなるんだ!?」
「ちょっとそこー?うるさいんですけど?」

キャットの思わぬ発言に声を大きくしてしまった院長先生に鈴鹿御前が近寄る。

「あ、もしかしてサーヴァントとマスターの友情ゴッコ(笑)の真っ最中だった?」
「…。」

ニヤニヤしながら尋ねる鈴鹿御前。

「大丈夫大丈夫。そんなクソみたいな忠誠心もダーリンのちんぽの前じゃすぐなくなるから。きっとすぐにあんたのマスターの粗チンなんかダー」
「その汚い言葉しか吐けぬ口を閉じろ、下衆め。」

ほんの刹那だ。
完全に油断しきっていた鈴鹿御前の顔に、キャットの爪が襲い掛かった。

「った…!」

血の滴る顔をおさえ、鈴鹿御前がよたよたと後ずさる。

「よくも…っ!」
「あまり我々を舐めない方がよいぞ。追い込まれたキツネはジャッカルよりも狂暴である!!」

追い討ちをかけるがごとくキャットは飛び上がる。
彼女のどこにそんな力が残っていた?
葛城財団の隊員、そして院長先生や俺がそう思えるほどに彼女の身体はボロボロだ。

「よくも…よくも!!これじゃダーリンに顔向けできないじゃん!!」

刀をかまえ、顔を傷つけられたことにより完全にぶちギレた鈴鹿御前はキャットを迎え撃つ。

「!!」

その時だ、
一人の隊員の隙をつき、今度は院長先生が反撃に出る。
腰にあった自動小銃を奪い、そこから間髪いれず隊員の眉間に撃ちこんだ。

「おま…」

気付いたときには既に遅く、実に呆気なく隊員は息絶えた。

「院長先生!?」
「ご主人!?何をしている!!」
「キャットが頑張ってるんだ!そんなんでおめおめと逃げられるか!」

諦めるつもりはないし、逃げるつもりもない。
院長先生の目にはまだ闘志が宿っている。
どれだけ不利になろうが、彼はまだまだ戦うつもりだ。

だとしたら、

「俺達も…ここで終わるわけにはい
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