継承
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を認め、その力を与えると言ってくれている。
だが今の僕には個性がある。
個性が無いときなら迷わず受け継いでいただろうけど、今は違う。
僕にはお爺ちゃんから受け継いだ個性がある。
でもやっぱりオールマイトの個性を受け継ぎたい!!
「お願いします!!」
「良いのかい?」
「はい!!僕はお爺ちゃんにも、貴方にも憧れている。だから二人の力で僕は泣いている子を笑顔に出来る最高のヒーローになりたいんです。」
「そうか。なら…(プチ)…食え!!」
「「えっ!!」」
僕の答えを聞いたオールマイトが徐に髪の毛を一本引き抜くと、僕にそう言いながら差し出して来たので、美琴ちゃんと一緒に固まる。
「イヤね。個性の譲渡には相手に自分のDNAを与える必要が有るんだ。だから髪の毛を一本、食べて貰う必要が有るんだ。」
「な、なるほど…なら頂きます。」
オールマイトの説明に頷いて、躊躇いつつも手渡された髪の毛を食べる。
「個性の譲渡は2、3時間で完了するけど、今日は遅いからもう帰りなさい。また明日、この場所に来てくれ。個性の使い方について教えるから。」
「分かりました。其じゃあ帰ろうか美琴ちゃん。」
「うん。でもその前にコンビニに寄って、お口直しに何か買うわよ。」
「そうだね。それじゃあオールマイト、また明日。」
「ああ。気をつけて帰りなさい。」
こうして僕はNo.1ヒーロー、オールマイトの個性を受け継ぐのだった。
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