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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
最終章 明日に向かってラグナロク
エピローグ
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ただ自殺をしに行くよりはよっぽどマシというものである。
「よし、覚悟も決まったところで、あとは魔法を発動させるだけ。準備はいいかい?」
全員から、応と返事が来る。
そして、起動ワードを唱和した。
『バルス!』
世界は光に包まれた。
◆
冬木市。
とある名家の屋敷にて、怪しげな儀式が行われていた。
「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
力ある言葉が、響きわたる。
「汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
呪文を唱え終えると、屋敷に何かが激突したような大音量が鳴り響く。
すわ何事かと身構え、召喚に失敗したのかと青ざめる。
とりあえず、確認しなければならないと気を取り直し、震源地へと向かう。
現場についた少女――彼女が召喚の儀式を行った――が見たものは。
半ば床に埋もれた、10歳にも満たないであろう少女の存在だった。
手には、大きな本を抱えている。
幼い少女は朦朧とした意識で、辺りを見渡し、つぶやく。
「ここは、一体……?」
これが、後に聖杯戦争に旋風を巻き起こす主従。
マスター遠坂凛とイレギュラークラス「アヴェンジャー」の最初の出会いだった。
◇
『夜天の王は未知を求め
雲の騎士と飛び出さん
夜天の王は既知を改め
祝福の風と駆けださん』
(とあるベルカの「預言者の著書」より――再度変化した預言)
これから語る話は、我武者羅に新天地へと飛び立つ少女と家族たちの物語。
まちうける喜劇。
まちうける悲劇。
たとえば、そんなアドベンチャー
――――それは、夜天の王「八神はやて」と家族たちの冒険譚。
――――そんな、あったかもしれない未来のお話。
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