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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
最終章 明日に向かってラグナロク
エピローグ
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「ジュエルシードをうまく利用できれば、それが一番だったのだけれどね」


 まっさきに思いついた強化方法は、ジュエルシードを移植することだ。
 幸いボクの中には、9つものジュエルシードがある。
 ほぼ無限の魔力は、これのお蔭である。
 が、明らかに過剰であり、すべての力を使いこなせていない。
 そこで、ジュエルシードを各自に一つずつ。
 つまり、4つ渡しても何の問題もないだろう。
 だが、


「ジュエルシードを制御するための方策が必要だった」


 ボクの言葉にうなずく家族たち。
 ジュエルシードの移植自体は可能だった――のだが。
 移植したジュエルシードを制御することができなかったのだ。
 どうすればジュエルシードの莫大な魔力を制御できるのか話し合った結果。
 オーフィスの『蛇』に目をつけたのである。


 『蛇』は、使用者の力を増幅させる効果がある。
 オーフィスの支配を受け入れる代償に、力を手に入れることができるのだ。
 この『蛇』に注目した。
 オーフィスの一部といっていい『蛇』は、エネルギーの塊である。
 この大量のエネルギーをジュエルシードの制御に使えないかと考えたのだ。


 実験は大成功に終わり、守護騎士たちは、大幅に強化された。
 これが、駒王協定前に守護騎士たちが急に強くなった理由であった。
 




 オーフィスに頼み、グレートレッドを呼び寄せてもらう。
 そして、今。
 圧倒的な存在感を誇る龍が目前にあった。


「なるほど、名に恥じない強さを感じる。圧巻だ」


 グレートレッドをどのように討伐するか。
 この答は意外と簡単に出た。
 それは――


「これから、次元震を強制的に起こして、虚数空間に閉じ込める。ジュエルシードを暴走させれば容易いことだ」


 そう、次元震を起こして虚数空間に放り出す。
 これが答えだった。
 この世界では、虚数空間という概念がない。
 そもそも次元世界がこの世界にないのは確認済みだ。
 だからこそ、この世界は『異世界』であると断言できるのだ。
 だがしかし。
虚数空間は、存在していた。


 最初は、次元の狭間が虚数空間の代わりだと考えていたので。
 虚数空間があると知ったときは、驚いたものだ
 しかし、虚数空間の存在は知られていない。
 つまり、次元震が起きたことがないのだろう。
 その原因はすぐわかった。
 ボクたちが扱う『魔力』と、この世界の『魔力』は、よく調べると異なっていたのだ。
 そして、この世界の魔力では、次元震を起こすことがない、と結論づけた。

 
 ジュエルシードは、リリカルなのは世界のロストロギアだ。
 この世界ではなく、ボク
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