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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
最終章 明日に向かってラグナロク
第27話 転生オリ主 VS. 原作主人公
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『我、目覚めるは──』
<吹き飛ばせッ!><吹き飛ばすよッ!>
一人の声に混じり、別の誰かの声が聞こえる。楽しんでいる様な、悲しんでいる様な、どれにしても酷く怨念のこもった、聞く者によって変わる声が。
『覇の理を神より奪いし二天龍なり──』
<全てを終わらせろッ!><全てを始めろッ!>
『無限を嗤い、夢幻を憂う──』
<破壊しろッ!><全てを壊し尽くせッ!>
神々しく、紅く輝くその光の先に居るのは──傷一つ無く佇む、兵藤一誠だ。
『我、赤き龍の覇王と成りて──』
「「「「「「「汝を紅蓮の煉獄へと沈めよう──ッ!」」」」」」」
『Juggernaut Drive(ジャガノートドライブ)!!!!!!!!!』
「みんな、一誠を援護してッ!」
司令塔のリアス・グレモリーから指示が飛ぶ。
信じられないことに、いまだ、彼女たちは全員が立って居る。
その戦意を衰えるどころか天井知らずに上り続ける。
開幕直後はこちらが圧倒的に有利だったにも関わらず、いまだに粘られていた。
それに加えて、兵藤一誠が覚醒。『覇龍』に至る。
「承知しました」
「はいっ!」
「了解よ!」
指示を受けた木場悠斗、塔城子猫、姫島朱乃が、兵頭一誠の進撃ルートに立ち入ろうとしていた邪魔者を排除する。
戦いの中で驚異的な成長をし続ける彼らは、信じられないほどの強敵として立ちふさがる。
当初の予想通り、彼ら原作主人公たちが、ボクたちにとって最大の障壁となっている。
「くっ、このっ!」
「させん!」
進撃先は、大将のボク。
ヴィータとシグナムが割り込もうとするが、妨害される。
「うおおおおおおぉぉおおおっ!!」
『boost!boost!boost!boost!boost!boost!boost!boost!boost!boost!』
「いけない!はやてちゃん!!」
ブーストで力の上限を無視して倍加しながら迫りくる『覇龍』状態の兵頭一誠。
限界を超えているのだろう。
彼の両目からは血の涙を流していた。
シャマル危険に気づき、バインドをかけるが、足止めにすらならない。
「しまっ――」
眼前に迫る兵頭一誠。
限界を超え、全身から血を吹き出しながらも力を込めた右腕を振りかぶる姿が見える。
一気に決着をつけようと儀式魔法を詠唱していた隙を狙った捨て身の突撃。
しかも、予想外の『覇龍』に驚いた瞬間を突いた見事な連携だった。
魔法の発動は間に合わず、詠唱中ゆえに動くこともできない。
リインフォースが慌てて障壁を張るが、役には立たないだろう。
「衝撃のおっ!ファー
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