暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第5章 神話世界のアルマゲドン
第26話 悪魔を憐れむ鎮魂歌
[1/6]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
「これで、終わりだッ!」
「おっと、そうはいかないよ」
『Claiomh Solais』
ここは、悪魔領の首都――だった場所。今は瓦礫ばかりが広がっていた。
兵藤一誠が、英雄派の頭目である曹操にとどめを刺そうとする直前に、割って入って邪魔をする。
二人の中間に砲撃魔法を発射。曹操の救出に成功した。
英雄派の幹部たち――曹操、ゲオルグ、レオナルド、ジークフリート、ヘラクレス、ジャンヌの6人――は、ルシファー眷属とグレモリー眷属と戦い、押されていた。
「助かったよ、八神はやて」
「間に合ったようだね、曹操」
堕天使領の消滅に成功したボクたちは、悪魔領に来ていた。
旧魔王派と英雄派がすでに暴れているだけあって、悪魔領は大混乱に陥っているようだった。
だからこそ、その隙をついて、ラグナロクとフレースヴェルクで、天界のように破壊し、焦土に変えた。
土煙が晴れたあと、生き残りをサーチャーで探すと、一か所だけ反応があった。
転移魔法で、現場へと急行し――――
「――――残るは、ルシファー眷属とグレモリー眷属だけか。もう少し残っているものだと思ったが……」
「ああ、中途半端に強い連中なら俺たちが倒してあるからな」
「旧魔王派はどうなったと思う?」
「はやての攻撃で消し飛んだ。驚いたよ、俺たちの助力は必要なかったんじゃないか?はやての言う通りに、英雄派の部下たちを非難させておいてよかったよ」
「いや、数の利は侮れない。頼りにさせてもらうよ。さて、今ここにいるのが、生き残り全員ということか」
サーゼクス・ルシファー眷属と、リアス・グレモリー眷属を倒せば、三大勢力の制圧は完了することになる。
急な展開に口を挟めないでいたリアス・グレモリーが、はやてに詰問する。
「冥界を無茶苦茶にして!はやて、どうしてこんなことをするのッ!?」
「……リアス・グレモリーたちに恨みはない――そこにいるサーゼクス・ルシファーにも直接の恨みはないよ」
「ならば、なぜ破壊活動を行っているのかね?」
サーゼクス・ルシファーからもっともな問いかけがなされる。
そういえば、天使にも堕天使にも復讐の理由は述べていなかった気がする。
戦いは避けられないだろうが、語り聞かせてもいいだろう。
「そうだね、説明くらいはしないといけないか。これは、願いを叶える宝石と哀れな少女の物語――――」
両親の死の真相。捻じ曲げられた願い。復讐の意味。ボクの存在理由。
敵対する理由を、淡々と述べていく。
曹操たちも初耳だからか、興味深そうに聞いていた。
「――――というわけだ。理不尽だろ?でも、ボクはもう止まらない。ボクの意思
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ