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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第5章 神話世界のアルマゲドン
第26話 悪魔を憐れむ鎮魂歌
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えはない。
「シグナムさんたちは、全く年をとっていないと部長から聞かされました。そして、はやてさんの今の姿。
『夜天の書』を手に入れた9歳のころから、まったく成長していないのではありませんか?」
「まいったね。ああ、それで合っているよ。子供体型はけっこうコンプレックスだから教えたくなかったんだけどなあ」
苦笑しながら、アーシアに返す。
せっかく、この姿は第二形態だとする言い訳をするつもりが、無駄になってしまった。
「けれども、それが今になって何の意味があるというんだい?」
「悪魔陣営を含め、科学が進んだ現代では、どの神話勢力も衰退の途上にあるのは、ご存知ですよね?」
「……ああ、知っているさ」
戸惑いながらも、返事をする。
「はやてさんは、人間世界にちょっかいをかけることが許せないんですよね?」
「そうだね」
「だったら――――」
――――神話勢力が人間世界に手を出さないように、監視すればよいのではありませんか?
それは、意表をつく提案だった。
「不老であり、圧倒的な戦力をもっているはやてさんならば、人間世界との不可侵条約を結ぶこともできるはずです。もし条約を破棄するならば、そのとき改めて攻め滅ぼせばいい。
あとは、人間世界との交流を失った神話勢力は、ゆっくりと滅亡していくでしょう。
少なくとも、いろいろと考える時間が得られたはずです。」
絶句した。言葉も出ないとは、まさにいまのボクをあらわしているだろう。
聞き耳を立てていた周囲の者たちも、驚いたり、納得したり、と様々な反応をしている。
「ふふふっ、そっか。滅私滅相。すべてを自らの手で滅ぼすしか方法がない、とボクは短絡的な考えをしていたというわけか。視野狭窄に陥った結果が、いまのザマ、か。アーシア、キミに相談していれば、ボクは……いや、いい」
「はやてさん……」
「残念ながら、もう動き始めてしまった。あとは、結末まで突き進むしかないんだよ。ごめんね、アーシア」
「そんなっ!いまからでも戻ることはでき――」
「――いや、無理だよ。周りを見渡してみるといい。天界と冥界を焦土に変えた時点で、和解の芽は摘んでしまった」
確かに、最初からアーシアの提案通りに動いていれば、結果は違ったかもしれない。
けれども、いまとなっては、IFの話。
もう今更後戻りはできない。
「いまなら逃げても見逃そう。一度戦い始めたら、手加減はしない、と宣言しておくよ」
グレモリー眷属を見渡しながら言い渡す。
「望むところよ。これだけ好き勝手されたのだもの。きっちり責任はとってもらうわ」
リアス・グ
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