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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ガレス
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目の前にいるシグマを見てゼロたちはその現実を認めざるを得なかった。
「だが、今回ばかりは礼を言うぞ。ゼロ、タヌキ、小僧共。実際ベルカナには手を焼いていたからな・・・・・・。強力なレプリロイドの製作だけをしていればいいものを勝手な実験ばかりしおって。まあ、いい退屈しのぎにはなったがな。」
「だから、僕はタヌキじゃない!!」
「しかし、エックスがいないとはな・・・・・・・まあいい。奴は最後の楽しみに取っておいて今度は貴様らのDNAソウルを消し去ってやるとするか。」
「ふざけるな!お前の今回の企みもこれで終わりだ!」
「フッフフフフ・・・・・・相変わらず威勢がいいなゼロ。そうでなければ張り合いがない。死にたければこの先へと来るがいい、待っているぞ。ファーッハッハッハッハッハッハッ!!」
シグマは笑いながらそう言うと瞬間移動してその場から消えた。
「まさか・・・・・あのウィルスを受けてもなお生き続けていたなんて・・・・・」
ドラえもんは思わず絶句していた。
「・・・・・恐ろしい奴だ、抗体ウィルスを受けながらも生き残るとはな。だが、それなら完全に地獄に落ちるまで倒し続けるまでだ!」
ゼロは、キャンプに連絡を入れる。
「こちら、ゼロ。」
『ゼロ?』
通信先からアイリスの声が聞こえる。
『通信を入れてきたという事はガレスを倒したのね?』
「あぁ。だが、もう一つ厄介な奴が出て来た。」
『厄介な奴?・・・・・・・もしかしてシグマ!?』
「その通りだ。幸いDNAソウルの大半の回収には成功した。シグマが持っている残りの分は俺とドラえもんで回収する。そちらに剛田たちを転送できるよう手配してくれ。」
『大丈夫なの?』
「いつもエックスにこういうことを任せっぱなしだったからな。今度は俺が奴に引導を渡してやる。」
『・・・・・・わかったわ。でも、気をつけてね。』
「分かっている。」
そう言うとアイリスは簡易転送装置の座標をチェックして三人を転送する。
「それじゃあ、俺たちはシグマにとどめを刺しに行くぞ。」
「はい!もう、僕のことをタヌキって呼べないようにけちょんけちょんのぎったんぎったんに・・・・・・」
二人は、急いでシグマの元へと走って行く。
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