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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ガレス
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「フッ・・・・・・・最後に皮肉か。まあ、敗れてしまった以上致し方ないな・・・・・・・ゴフッ。」

ガレスは口からエネルギーを吐き出す。そして、自分の鎧に自ら槍を突き刺し、中に入っていたDNAソウルを抜き出す。

「私の持っているDNAソウルだ・・・・・・・・・後は好きにするがいい・・・・・・ウゥッ・・・」

「・・・・・・」

ゼロは黙ってガレスからDNAソウルを受け取る。

「フッ・・・・・・私もベルカナではなく別の者に作られればこんな出会いにはならなかったのかもしれんな・・・・・・・だが、ゼロ。お前と志雄を決して戦えたことには満足しているぞ・・・・・・」

「・・・・・お前もこの事態を招いたとはいえ、戦士としての誇りはあったようだな。」

「・・・・・・・」

ゼロの言葉に対してガレスの言葉はなかった。

「・・・・・・逝ったか。もし、俺たちレプリロイドにも来世っていうものがあったら今度はまともな奴に生まれてこい。そしたら、今度は敵としてでなく仲間として会えるかもしれないからな。」

槍を彼の手に持たせ、ゼロは静かに黙祷した。



「お〜い〜!ゼロさ〜ん!!」

そこへジャイアンたちがドラえもんを担ぎながら駆けつけて来た。

「お前たちか、ベルカナの方は片づいたようだな。」

「まあね、ゼロさんの方も終わっているみたい。」

スネ夫たちはガレスの遺体を見ながら悟る。

「・・・・う〜ん・・・・・あれ?僕は一体・・・・・」

「あっ!やっと目を覚ましやがった!このポンコツえもん!」

目を覚ましたドラえもんに対してジャイアンは思わず言った。

「やいやいやい!よくも俺たちごと吹き飛ばそうとしてくれたな!」

「えっ!?いや、僕はネズミを・・・・・」

「ネズミごと僕たちも吹き飛ばされるところだったんだぞ!」

「へっ!?」

「もう、やめましょうよ二人とも。ドラちゃんだって悪気があってやったわけじゃないのよ?」

そんな事を話してホッとしていた一同だったがその直後、背後から凄まじい寒気が襲った。

「!!この気配は・・・・・・まさか!」

ゼロは、セイバーで塞がれていた扉を破壊する。するとそこには

「クックククク・・・・・・・・私の気配を一瞬で見つけるとは流石だなゼロ。」

「「「「あっ!?」」」」

そこには、ドップラーの反乱終盤でドラえもんに対シグマウィルス用抗体ウィルスで死滅したはずのシグマだった。

「シグマ!?やはり、お前か!!」

「そ、そんな!?だって、あの時完全に消滅したはずじゃ・・・・・・」

「私を甘く見るなよ、小僧共。ドップラーの抗体ウィルスが不完全だったこともあるがあの程度では消えはせぬわ。」


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