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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
ネズミ大騒動
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ドラえもんはネズミを狙い撃ちするべくマシンガンをゼロたちに向かって放つ。
「伏せろ!!」
ゼロはアイリスの盾になってドラえもんの銃弾を受ける。見た目は通常のマシンガンだが威力は底知れず、レプリロイドであるゼロにも十分通じる威力だった。
「グウゥ!?」
「ゼロ隊長!?」
「ネズミ〜!!」
ドラえもんは血眼になってネズミの集団を追いかけて行った。アイリスは自分を庇ってダメージを受けたゼロの顔を見る。
「だ、大丈夫ですか!?」
「このくらい・・・・・・問題ない。」
ゼロは起き上がるとヨロヨロと歩きながらもドラえもんの後を追おうとする。
「ダメですよ!ちゃんとメディカルルームで診てもらわないと・・・・・」
「アイツは、俺の仲間のかけがえのない親友なんだ。あのままだとイレギュラーに認定されかねん。早く止めなければ・・・・・・」
「でも・・・・・」
「あっ!ゼロ隊長!大丈夫ですか!?」
そこへホーネックとビートブード、はたまたこの間会ったしずかたちが駆けつけて来た。
「ドラえもん見ませんでした?」
「・・・・さっき、暴れながら向こうへ行った。」
「「やっぱり。」」
「早くドラちゃんを止めないと・・・・・」
「ドラえもんって・・・・・さっきのイレギュラーみたいな方ですか?」
アイリスは恐る恐る三人に聞く。
「いや、あれはドラえもんの反射的行動なんだ。」
「えっ?」
「のび太さんや本人から聞いたことがあるんだけどその昔、ネズミに耳を齧られちゃって・・・・・・それがトラウマであそこまで敏感になったの。」
「そ、そうなんですか・・・・・。」
アイリスは、しずかの言葉を聞いて思わずあの無茶苦茶ぶりに納得できた。確かに一瞬しか見ていなかったがドラえもんの頭に耳は付いていなかった。おそらく、ネズミに齧られたのが原因なのだろう。
「どうする?あの状態のドラえもんじゃおそらくまともに話を聞いてくれないよ?」
「う〜ん・・・・・・要はネズミを誘導しているロボットを止めればいいんだろう?だったら、そいつを壊しちゃえばいいんじゃないか?」
「なるほど!」
「でも、今度は残ったネズミたちで・・・・・・・!そうだわ!」
しずかは、何かを思い出したのかのようにポケットに手を突っ込む。そして、中からスペアポケットを取り出した。
「「あっ!スペアポケット!?」」
「のび太さんが旅行に行く前に渡しておいてくれたの。これで何とかできるわ。」
しずかは早速、ポケットから道具を探し始める。
「えっと・・・・・・ハメルンチャルメラ!」
ポケットから一つのラッパのようなものを出す。
「これは?」
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