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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
二人のゴールイン
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 エックス。汝はこの女を妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、他の者に依らず、死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」





『これは・・・・・生命体と同じように進化できる可能性を秘めていることを意味する・・・・・残念ながら人の一生は短い。私には・・・・エックスの安全性を確かめる時間はなかった。・・・・・よって、エックスをここに封印する。』




「誓います。」

神父の前にエックスははっきりと答える。



『遠い未来・・・・・この封印が解かれることがあるならば・・・・エックスは、世界に平和をもたらしてくれることだろう・・・・・私はそうなると強く信じている。』




「新婦 マーティ。汝はこの男を夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、他の者に依らず、死が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?」




『だが・・・・・・同時に不安もある。エックスが「進化」という名の争いに巻き込まれてしまうのではないかと・・・・・・』



「誓います。」

マーティも同じように答えた。

「では、誓いのキスをお願いします。」

二人は顔を合わせて互いの顔を近づける。








『未来の諸君よ・・・・・エックスは私の・・・・いや、世界の希望あることを・・・・忘れないでほしい!』















二人は、そっと誓いのキスをした。

同時に周囲から「おめでとう!!」の声が会場全体に響いた。
















































???

広大に広がる砂漠のど真ん中。

生物の姿すら見せない死の世界のおいてボロ布を纏った一つの人影が足を引きずりながら歩いていた。

「私には・・・・・・もう・・・・・・何も・・・・・ない・・・・・」

布の隙間から見えるその顔は喪失感に支配されており、体のあちこちに亀裂が走り、右腕はなかった。人影は躓くとそのまま動かず吹いてくる砂に埋もれそうになった。

「マン・・・・ダ、レーラ・・・・・・・ここまで運よく生き延びたが・・・・今度は本当にお前の所へ行くようだ・・・・・・・」

人影は、砂に埋もれながらかつての同士の名を呼ぶ。

「あぁ・・・・・・・寂しい思いをさせてすまなかったな・・・・・・・」


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