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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
本当の力
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ロ見ないでよ・・・・恥ずかしいじゃない。」

「エックス!」

デスログマーの中からティルが慌てて駆けつけて来た。

「ティル?どうしたんだ?そんなに慌てて・・・・」

「玉美ちゃん、意識が戻ったそうよ。」

「ほ、本当かい!?」

「早くお兄ちゃんに会いたいですって。」

「そうか・・・・・よかった。」

「それで今度はアタシはお義姉ちゃんになっちゃうってわけね。」

「ウフフフフ・・・・・じゃあ、早くみんなで会いに行こう!」

「・・・・・・フッ、気がつけばもう夕方か。」

ゼロは空を見ながら言う。空は既に夕焼けになっていた。

「・・・・・・さあ、帰ろう。俺たちが帰る場所へ。」

「えぇ!」

エックスはマーティと手を繋ぎながらデスログマーへと向かい、全員が乗り終えると離陸し、燃えるドッペルタウンを背に飛び立った。
























度重なるシグマの計画をことごとく打ち破ってきたエックス。

しかし、戦いの後に彼の心に残るのは虚しさだけだった

何故、人類とレプリロイド・・・・・・レプリロイド同士が戦わなくてはいけないのか・・・・・・

デスログマーの窓から燃え上がるシグマキャッスルを見つめるエックス。

その赤々と燃える炎を見つめながら行き場のない悲しみと怒りによってエックスの冷たい体は震えていた・・・・・・・

そして、思い出されるであろう自分の記憶がゼロとの戦いを運命付けている事も今は知らずに・・・・・・


そして、彼はこの先、何を見るのだろうか・・・・・・・・


・・・・・・・でも、運命は変えられる。

マーティがエックスの目を覚まさせたように、きっと二人の運命を変えることもできるはず・・・・・・・・

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