暁 〜小説投稿サイト〜
ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
本当の力
[5/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
クスは、マーティを抱いたまま逃げる様子はない。

「貴様が蘇ろうと・・・・どんな力を手に入れようと私は勝つ!」

「・・・・・・」

「エックス?」

逃げようとしないエックスに対してマーティは不思議そうな顔をするがエックスは右手を平手にして前に翳し、握る。

するとどういうわけかミサイルは彼に到達することなく爆発してしまった。

「なっ!?何なんだその力はっ!?」

シグマは、動揺しながらもバスターで攻撃する。

「・・・・・・・」

同時にエックスのアーマーのディフェンスシールドが展開、またしても攻撃が無力化されてしまった。

「どういう事なんだ!?奴にはこれほどの力はなかったはず・・・・・・一体どこからこの力が引き出されているというのだ!?」

「・・・・・・俺は、彼女や仲間たちと生きる今日を命をかけて守る。そして、明日を築くために共に戦う。」

エックスはマーティを降ろして、シグマに向かって行く。

「その明日を生きるために・・・・・・・」

「あ、あぁあああああああ・・・・・・」

迫り来るエックスに対してシグマは、怯えた顔で引き下がろうとする。しかし、どういうことなのか全く身動きが取れなくなっていた。

「俺はお前に勝つ!」

「うわあああああああああああ!!!」

エックスの拳がシグマのボディにめり込み、昇龍拳を受けたかと思いきや今度は逆の腕がボディを粉々にした。

「真・昇龍拳!!」

「グワアアアアアアアアアアアア!!!!」

遥か上空に吹き飛ばされ、シグマはそのまま爆散して行った。同時にエックスの懐から小さな箱が落ち、マーティの目の前に落ちた。

「?」

着陸するとエックスのアーマーは元の色に戻り、ゆっくりと立ち上がった。

「「「のび(さ〜ん)〜!!」」」

「エックス隊長〜!」

「みんな。」

みんなに囲まれてエックスは顔を明るくする。

「コノヤロー!心配かけさせやがって!」

「もう、元に戻らないかと心配していたんだぞ!」

「ごめん・・・・・みんな。」

「でも、よかった。元ののび太さんに戻って。」

「・・・・・来てくれてありがとう。」

「エックス・・・・・」

「?」

エックスがマーティの方を向くと彼女は先ほど落とした箱を持っていた。

「あっ。」

「その・・・・・これ何?」

彼女は少し顔を赤くして言う。エックスは恥ずかしそうに箱を受け取ると咳払いしながら周りを気にしながらも彼女に向き直る。

「ま、マーティ・・・・・い、いや!これは・・・・・その・・・・・・・・・・」

「・・・・・・はっきり言って。」

「でも、こんな事があった後だし・・・・・ま
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ