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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
鬼
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・・・)
「う・・・うぅ・・・・・・その目で俺を見るなぁあああああ!!!」
動揺しているVAVAは、ミサイルポッドのミサイルでエックスを攻撃する。
しかし、ミサイルはVAVAのようにエックスを恐れているのかまるで逃げるように別の場所へと飛んでいく。
「うおぉぉおおおおおおおおお!!!!」
ミサイルは次々と発射され、全く目標とは違うところへと飛んでいき、遂に全弾を撃ちつくしてしまう。
「くう!」
VAVAは、ミサイルが切れたことに気づくとエックスの方を見直す。
エックスは依然と同じ場所で立ち尽くしていた。
「ク、クックックックッ・・・・・・」
最早考えるのをやめたのかVAVAは、急に笑い出す。
「砕いてやる!!」
武装をほぼ使い果たしたのか、彼はエックスに向かって走って行く。対するエックスも身構え、VAVAへの反撃に備える。
双方の拳が両者の頭部にぶつかろうとする。
「・・・・・・・」
VAVAは、その一瞬に右腕をワザと外し前転してエックスの攻撃を回避する。同時にエックスの拳は攻撃を外し、VAVAの右腕がエックスの頭部に命中する。
「これならどうだ!」
VAVAはかかとで自分の右腕を釘のように打ち付ける。追加の力が加わり、エックスの額に高エネルギーの液体が血のように流れ出す。
「頭が砕けたな!俺の勝ちだ!!」
「・・・・・・・」
「なっ!?」
自分の方を睨みつけたかと思いきやエックスは、VAVAの足を掴み、すぐわきの塔へと昇り始める。
「馬鹿な!?手ごたえはあったはずだ!」
VAVAが驚いているのも他所にエックスは塔のてっぺん目指してさらに昇って行く。
「それに何故死なない!?頭部は砕けたはず・・・・・なのになぜ!?」
エックスは頂上に着くとヴァリアブルエアダッシュでさらに上昇し、そこからVAVAを地面に打ち付ける態勢で落下を始める。
「俺は復讐するために・・・・・・お前という存在を超えるために『鬼』なった!!だが、エックス!お前の『鬼』はなんだ!?何故『鬼』となりながら『鬼』を否定する!?お前は一体何を・・・・・・!?」
VAVAは、エックスの目を見て言葉を止める。その目はまるで魂が抜けたかのようにすべてを悟り、終わりを迎えようとしている目だった。
(そうか・・・・・そういうことか・・・・・・・シグマは愚か俺も認めない、『鬼』を滅ぼすつもりだというのか。すべての『鬼』を滅ぼした後、『鬼』と化した自らも滅ぼす・・・・・・破滅の『鬼』に・・・・・だが)
その瞬間、2人は地面に激突。地面に巨大なクレーターを作り上げた。エックスは立ち上がり、すでに瀕死となったVAVAを見下ろす。
「こ
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