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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
決意の時
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ハンターベース エアポート

「これより我々は、ドッペルタウンを占拠しているイレギュラー シグマを討伐しに行く。」

旗艦 デスログマー・改の目の前でイーグリードは隊員たちを整列させて言う。

「諸君らも理解しているだろうがこの戦いは最悪な場合、全員生きて戻ってこれない可能性がある。全滅も否定できない。今回の出撃に関しては志願してもらえる者はここに残れ。それ以外の者はこのハンターベースで待機だ。この中に俺と付いてくる者はいるか!」

イーグリードが隊員の顔を全員見る。全員真剣な眼差しで見ていた。

「隊長!自分はこの命、隊長にお預けします!」

「自分も同じです!最後まで隊長のお供をさせてください!」

「自分も!」

「自分も!」

「供に行かせてください!」

「お願いします!」

「・・・・・・みんな、ありがとう。」

その後、全員デスログマーへと乗り込んで行く。無論、ジャイアン達三人、ビートブード、マンドリラーも乗る。

「これで全員か?」

「マーティがまだ来ていないわ。」

入り口で最終確認をするイーグリードの隣でティルは報告する。

「・・・・彼女が来ると思うか?」

「きっと来るわ。だって、今までエックスと一緒に戦ってきた彼女ですもの。」

「・・・・・そうか。」

二人はそう言うと船の中へと入って行った。

「マーティさん、本当に来ないのかしら?」

「心配ねえ!もし乗り遅れて行けなかったら俺たちがのび太を連れ戻せばいいんだ!」

「でも、そののび太が無茶をしていなければいいけど・・・・・ゼロさんもまだ動けない様子だし。」

船の中でジャイアンたち三人は心配しながら外を見る。




「・・・・・出航の時間だ。」

艦橋の中でイーグリードは、時間を確認する。

「デスログマー、離陸。目的地、ドッペルタウン。」

「了解。」

イーグリードの指示でデスログマーは、離陸を開始する。

「マーティさん・・・・・」

閉じようとする入り口の目の前でしずかは複雑な心情でエアポートを見る。





















「待ちなさーい!!」

「「「!?」」」

船の中へ戻ろうとした三人は聞き覚えのある叫び声に思わず振り向く。

そこにはラッシュを連れたマーティが息を荒くしながら全力で走ってきていた。彼女は閉じかけた扉に飛びつくと踏ん張りながら乗り込もうとする。

「フギギギ・・・・・・・!!」

「大変!すぐに開け直さないと!」

しずかは急いで入り口のドアを開け直す。マーティはラッシュに引っ張られながらどうにか船の中に入ることができた。


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