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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
Dr.ドップラー
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ュの元へと行く。ラッシュは尻尾を振りながらエックスの前でお座りする。
「ラッシュ、ライト博士から預かっていた強化チップを全部出してくれ。」
『ワン!』
ラッシュは胴体部をスライドさせて強化チップを取り出す。エックスは四枚すべて受け取る。
「どうするのエックス?」
「・・・・・・くっ!」
なんとエックスは強化チップをすべて自分の体に取り込んでしまった。その瞬間、彼の体から電流が漏れ出し、一時放電状態になりかけた。
「グワアアアアア!!」
「エックス!?」
「「のび太!?」」
「のび太さん!?」
しばらくすると先ほどのように赤黒いオーラは発生していないものの、アーマーは黒に変色していた。
「はあ・・・・・はあ・・・・・・これで大丈夫だ。」
エックスは、ドップラーの前にまでくる。
「ドップラー博士、この施設にライドチェイサーはありますか?」
「地下ドックに数機置いてある。」
「ありがとうございます。一機お借りします。」
エックスはそう言うと地下ドックの方へと歩いて行く。
「エックス!」
「心配ないさ、シグマとはこれで四度目なんだ。負けはしないよ。」
「でも・・・・・」
「ボディさえ破壊すれば奴も逃げ場を失う。」
「だけどよ、全員で行った方が・・・・・」
「いい加減にしてくれ!!これ以上足を引っ張られるとこっちが迷惑なんだよ!!」
エックスは、鋭い目つきで全員を見る。
「今まで散々足を引っ張ってきて!これ以上、やられると面倒なんだよ!!」
「何だよその言い方は!!」
「事実だろ!!そもそもドラえもんが捕まらなければこんなことにはならなかったんだ!!」
「エックス!」
「君だっていい加減に受け入れたらどうなんだ!はっきり言って今の君は俺にとって邪魔にしかならないんだ!!」
「!?」
エックスに怒鳴られてマーティはショックを受ける。エックスは、そこまで言うとまた足を進めようとする。
「・・・・・待て、エックス。」
「ゼロ、君まで・・・・」
「止はしないさ。俺もこの状態じゃ何もできないからな。」
ゼロはサーベルをエックスに渡す。
「俺のビームサーベルだ。持っていけ。」
「・・・・・・」
エックスは黙って受け取る。そして、過ぎ去ろうとした瞬間、ゼロは誰にも聞こえない声でエックスに声を掛ける。
「・・・・・・・生きて帰って来いよ。みんな、お前のことを大事に思っているんだからな。」
エックスは地下ドックでチェバルに乗り込むとドッペルタウン目指して走り出した。
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