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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
目覚める力
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「死ね。」

次の瞬間、シュリンプァーの視界は暗転して途絶えた。
























 

そして、数分後

ゼロたちは、ようやく潜水艦の最深部へと到達した。

「エックス!」

ゼロはサーベルで扉を破壊して、中へと入る。

「エッ・・・・・!?」

ゼロは、目の前の光景を見て絶句した。

そこにはイレギュラーの残骸の目の前で赤黒い湯気のようなオーラを全身から発しているエックスの姿があった。

「・・・・・・エックス?」

「・・・・・・」

「!?」

一瞬、エックスから放たれた殺気にゼロは思わず後ずさる。

「お兄ちゃん?」

ゼロを通り越して玉美がエックスに近づいて行く。

「い、行くな!?」

ゼロは慌てて止めるが玉美はエックスに抱き着いた。

「お兄ちゃん!」

「・・・・・・・玉美?」

その瞬間、エックスからオーラが消え、普段と変わらない様子で玉美と接した。

「何処行ってたの?みんな心配していたんだよ?」

「えっ?・・・・・・」

エックスは目の前で破壊されているシュリンプァーの残骸を見る。

(このイレギュラーは一体・・・・・・でも、俺はマンダレーラを相手にして負けそうになっていたはず・・・・一体どうして・・・・・)

そんなエックスを見てゼロは、不穏な表情をする。

(さっきのエックスは一体何だったんだ?あのまるでシグマ以上のイレギュラーに感じたあの状態は・・・・・・)

「ねえ、早く帰ろう!」

「あ、あぁ・・・そうだな。ごめんな、心配かけて。」

エックスは玉美に引っ張られながらっ潜水艦を後にしていく。

「エックス、帰ったら爺にしっかり診てもらえよ。万全でない状態で出たからな。」

「あぁ、分かっているよ。」

「もう、あんな無茶しないでよね。」

「悪かったって。」


このとき、エックスは僅かながら感じていた。










自分の中に眠っていた「鬼」が目覚めたことを。

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