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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
目覚める力
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りこむ。

「トルネードファング!!」

「ヌッ!?」

背後から飛んできたドリル型ロケット弾をマンダレーラは素手で受け止める。ドリルの回転を押さえている間にエックスは、マンダレーラの真下に接近する。

「何っ!?」

「昇龍拳!!」

手が塞がれたマンダレーラに向かってエックスは昇龍拳を喰らわせる。昇龍拳の威力にマンダレーラは天井に叩きつけられて落下して来るが致命傷にまでは至らず起き上がってきた。

「ヌウ・・・・・・・・・流石だな。」

「昇龍拳が効いていない・・・・・・」

エックスは、愕然としていた。

精神的に不安定になっていたこともあったが万全の状態での昇龍拳ならば致命的なダメージを与えられたのは確かだった。

VAVAの時の事もあってエックスは、手の震えが止まらなくなってしまった。

(俺は・・・・・・俺は・・・・・・・!!)

夢で見た光景が鮮明に甦る。

斬られた妹。

蜂の巣にされた恋人。

自分で殺した仲間たち。

「ハア・・・ハア・・・・ハア!!」

その光景は、エックスの恐怖心をさらに増大させた。

「だが、これ以上戦っては我に不利。ここで一気に蹴りを付けさせてもらう!参る!!」

マンダレーラは構えを取って先ほどより高速でタックルを仕掛けようとする。エックスは、恐怖心に取り付かれ我を忘れた。

「うわああぁぁあああぁぁぁぁああ!!!」

そこでエックスの意識は一旦途切れる。



































一時間後

「反応が正しければ、エックスはここにいるはずだ!」

少し遅れてゼロたちは、ようやく造船所へ到着した。近くに散らばるメカニロイドの残骸を確認しながら一同は奥へと進んで行く。

「お〜い〜!のび太〜!」

「迷子の迷子ののび太や〜い。」

「のび太さ〜ん!」

「お兄ちゃ〜ん!」

「エックス〜!」

お互い呼びかけながらエックスの行方を捜す。すると港の一歩手前の所で人影が見えた。

「お兄ちゃんだ!」

玉美は急いで向かって行く。

「お兄ちゃ・・・・・・あっ!?」

「どうしたの玉美ちゃん・・・・・あっ!?」

驚いた玉美を見て何事かと行ってみたら全員が唖然としていた。

「・・・・・・また、貴様らか。」

そこには、先のダムでの戦いでエックスと交戦したヴァジュリーラが立っていた。

「お前たち、下がっていろ!」

ゼロはサーベルを展開してヴァジュリーラの目の前に立つ。しかし、ヴァジュリーラの方はかなり苛立っていた。

「貴様らか・・・・・・・・よく
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