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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
絶・対・絶・命
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み入れはさせぬ!!」

それと同時に、船内に続くドアから何かが飛び出してきた。

「やだぁ!!れんさまたすけ」

そのままぶっ飛び、海に落下して爆散し、派手な水柱を上げた。
その正体はさっき取り逃がし、船内へと入り込んでしまったあのゾンビ兵だ。

「そうね、こんなことされたら面白くない。」

出てきたのは一人の少女。
この三笠のサーヴァントの一人であるシトナイ。
そして彼女の後をついてくるようにのそのそやってきたのは巨大な熊。
彼(?)が先程のゾンビ兵を吹き飛ばした熊、シトナイが従える"シロウ"だ。

「戦況を見て楽しむだけではなかったのか?」
「だってこんな状況なんだもの。あなたがしっかりしてれば、私なんかが出なくて済んだのにね。」

アタランテからの悪態に悪態で返すシトナイ。
しかし毒を吐きあうのもそこまでだ、
まずはやってくる英霊兵を、そしてゾンビ兵を倒さなければならない。
幸い、彼女らがいくら爆発したとてこのスチームオブ三笠姫路城は傷ひとつ付けられやしない。
洗脳弾を持つ財団の隊員は地上にて無限に製造可能な蒸気兵が相手してくれているのでこちらが撃たれる心配もない。

戦況は悪いかもしれないが、いくらでも覆せることも明らかだ。

「ご主人はここを葛城財団には絶対に渡さないと誓った。ならばキャットはそれに全力で応えるまで!!」
「ここは帰るべき場所を無くした子供達の居場所だ!そう簡単に明け渡すわけにはいかない…!!」

ここで引くわけにはいかない。
守るものがあるから戦う。
ただの機械が相手なら、殺すのにも余計な抵抗がないということだ。
そして、

「待たせたな!!」
「ご、ご主人!?」

ドアが蹴り開けられたかと思えばそこにはロケットランチャーを肩に担いだ院長先生の姿が。

「動力室にいるのもいい加減飽きた!それと子安さんからのプレゼントだ!受けとれ!!」

狙いを英霊兵に定め、院長先生はロケットランチャーを発射する。
弾頭は英霊兵に命中。するとどうだろうか、

「…攻撃をやめた?それどころか…!」
「ロマンの欠片もないロボットめ…!存分に"殺しあえ"!!」

着弾した英霊兵はサーヴァントへの攻撃をやめたかと思えば、隣にいた者に襲いかかる。
右腕に装着された銃を乱射し、暴れ、殴りかかる。
はたから見れば仲間割れを起こしたかのように見えた。

『洗脳弾を応用させてもらったよ。これで奴らは互いに壊し合う。』

院長先生の無線から子安さんの声が響く。
そう、これも子安さんの発明品。
特殊弾頭に内蔵された魔術による薬品が英霊兵に組み込まれている霊基に干渉。
プログラムされている命令を強制的に書き換え、実行させる。

『にしても内部構造も私が考
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