暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
最終話『新たな種』
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で合流しよう。』
「わかりました、失礼します。」
雅は通話を切る。
「杉崎さん、僕はこれで失礼します。お話していただき、ありがとうございます。」
【ATTACK RIDE-WARP-】
雅は杉崎に礼を言うと、ワープを使って風都旅館に向かう。
「来たか。」
「ここで間違いないですね。」
雅と翔太郎は話している。すると、そこに照井とフェイトがやってくる。
「おい照井、どうしてお前が来ているんだ。」
「俺に質問をするな…と、言いたいがフェイトから頼まれた。凪風国家象徴が今回の被害者の一人だから、捜査をしていれば会えるはずだと。」
照井は珍しく説明する。
「フェイト…」
「雅、大丈夫だった?」
「無事じゃなかったら、こうして捜査していない。僕は大丈夫だ。」
雅はフェイトに話す。
「凪風国家象徴、ここは俺と照井に任せろ。国家象徴はフェイトとしっかり話し合うんだ。」
翔太郎は照井と共に旅館に乗り込む。
「みなさん、頼もしい国民だ。もう、ディロードになることもなくなりそうだな。」
雅はどこか寂しげな表情を浮かべる。
「雅、悩んでいるなら、私に相談して。」
すると、フェイトは雅に話しかける。
「そうだな。僕も一日、いろんな人に相談して、フェイトに話そうと思っていた。ここはこれから翔太郎さん達が戦闘を始める。だから避難しよう。」
雅はワープを再度発動して、海鳴市に向かう。

「お前達が犯人か。元ミュージアム ガイアメモリ販売員、甘城劣!」
翔太郎はガイアメモリ不正取引の現場を押さえる。
「やはり来たか、仮面ライダー。だが、これならどうする?」
〔ボイス!〕
販売員の甘城は喉仏にガイアメモリを挿し、ボイスドーパントに変身する。
「照井、久しぶりの共闘だな。」
〔ジョーカー!〕
「言われてみれば、そうだな。」
〔アクセル!〕
「変身!」
〔サイクロン!ジョーカー! エクストリーム!〕
「変…身!」
〔アクセル!アップグレード!〕
翔太郎はフィリップと一体化して仮面ライダーダブル サイクロンジョーカーエクストリームに、照井は仮面ライダーアクセルブースターに変身する。
「俺は捕まるわけにはいかないんだ!」
ボイスドーパントは声を刃にしてダブルに放つが、ダブルはプリズムビッカーでそれを防ぐ。
「翔太郎、検索が完了した。奴の能力は声の刃、声に注意すれば対処は簡単だ。」
「オッケー、フィリップ。照井、一気に決めるぞ!」
〔エクストリーム!マキシマムドライブ!〕
「ああ!」
〔アクセル!マキシマムドライブ!〕
「「「ライダーツインマキシマム!」」」
「させるか!」
ボイスドーパントは声の刃で防ごうとするが、二人のライダーによる必殺キックに容易く砕かれ、そのキックはボイスドーパントに炸裂する。

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