第二章
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「あいつが船の上を通り過ぎるまでだ」
「わかってます」
「船を沈められたらたまったものじゃないですから」
「やっていきます」
「いいな、夜は灯りを点けてやれ」
「一体何があるんだ」
二郎は決死の覚悟を見せる周りを見て何かと思った、そして。
その黒い細長いものが船の上を通ってきた、すると。
その黒い鱗がないぬらぬらした身体から何かが滴り落ちてきた、二郎は自分の身体にも落ちてきたそれが何かすぐにわかった。
「油!?」
「そうだ、油だ」
それだとだ、兄は弟に答えた。
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