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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第5章 神話世界のアルマゲドン
第24話 天界への階段
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返す。
 交渉は決裂した。ならばあとは――――
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「ボクたちを止めたいのなら、力づくで止めればいい。さあ、かかってこい!」
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「世界のためにも、貴女を止めなければいけません。行きますよ、皆」
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 それぞれの掛け言葉を合図に、戦端が切って落とされた。
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 ユニゾン状態のボクが、ミカエルに向かって砲撃を放つ。
 ヴォルケンリッターたちは、ミカエルが連れてきた天使たちに突撃していった。
 ミカエルと一対一の勝負がしたい。援護は不要。と、言ってある。
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「リアスさんや、一誠さんは、とても悲しんでいましたよ!」
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 砲撃魔法をはじきながら、光弾を放ってくる。
 余裕をもって避けようとして―――光弾が至近距離で爆発した。
 爆風に巻き込まれ、吹き飛ばされる。
 そこを見計らって、追撃とばかりに、砲撃を連射してきた。
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「まったく動揺していませんね。とうに、覚悟は完了していたということですか」
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「ゆさぶりのつもりかい?だったら、残念だったね」
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 無傷のボクを見て、声をかけてくるミカエル。
 グレモリー眷属のことは、確かに気がかりだった。
 しかし、もう吹っ切っている。
 覚悟を済ませたボクが、動じることなどない。
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「今度は、こちらからいかせてもらうよ!シュベルトクロイツ!!」
『Ja』
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 長年の相棒たるデバイスを片手に、突撃する。
 虚を突かれたミカエルの懐に入り込み、一閃。
 吹き飛んだミカエルに、追い打ちとして砲撃を放つ。
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「くらえ、クラウ・ソラス!」
『Claiomh Solais』
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 轟音とともに、粉じんが舞い飛ぶ。
 煙が晴れた先には、傷つきながらも、戦意を保つミカエルの姿があった。
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「さすが天使長。勢力のトップを務めるだけのことはあるね。
 だが、今の攻防で、勝てないことはわかっただろう。
 まだ、無駄な抵抗を続けるつもりかい?」
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 わざと、嘲るような声をあげる。
 挑発して、激高したところにとどめを刺すつもりだったが。
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「そうです、ね。力量差は、絶望的。確かに、私では、敵わないかもしれません。
けれども、犠牲になった天界の人々のためにも、いまも戦っている部下のためにも、諦めるわけには――――」
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「部下、ねえ。周りを見てごらん?」
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 ミカエルに周囲を見るように促す。
 いぶかしみながらも、辺りを伺った彼女は、信じられない光景に硬直した。
 まだ戦いを始めてから5分と経っていない。それなのに、
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「そんな、全滅だなんて……」
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 ――――引き連れてきた配下は、全滅していた
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