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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第5章 神話世界のアルマゲドン
第23話 戦場のテロリスト
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供します。
 どのような困難が待ち伏せようと、必ずや私が主をお守いたします」
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「そうだぜ、はやて。なんでもかんでも一人でやろうとするのは、おまえの悪いところだ。もっと頼れよな」
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「マスターと共に歩むことこそ、我らの望みです」
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 励ましの言葉をかける家族たち。
 行く先に破滅しかない道を歩むと決めた。
 覚悟したはずだった。
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 けれども、一番覚悟が足りなかったのは、ボク自身だった。
 一方、百戦錬磨のヴォルケンリッターたちは、とうに覚悟ができていたのだろう。
 だからこそ、ボクの意識改革をしようとしたのだ―――最大の障害であるアーシアの殺害という手段で。
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 アーシアが死んでしまったことは、悲しい。
 いまでも胸が苦しい。
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 でも、ボクが歩もうとしている道は、もう後戻りできない道。
 復讐者に成り果てた哀れな少女の願いを代行するだけの修羅の道。
 理不尽な理由で、無関係の者たちまで、犠牲にする破滅への道。
 傲慢で、我儘で、無慈悲な、地獄への道。
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 この胸の痛みにも慣れなくてはならない。
 いまから、ボクはこれ以上の悲劇を量産することになるだろうから。
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 すぐにでも行動しなければならない。
 兵藤一誠たちに力をつける時間を与えてはいけないから。
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 化け物すべてを殺しつくさなければならない。
 それがボクの存在意義だから。
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 でも、それでも。
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「ありがとう、皆。ボクの弱さで心配をかけてしまった。でも、今だけは――――」
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 家族たちの励ましで、心に余裕ができた。
 余裕ができたことで、改めて悲しみと向き合えた。
 これで涙を流すのは、最後にしよう。
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(アーシア……ボクもキミのことが大好きだったよ)
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 その日、家族に縋り付いて、ボクは泣いた。
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「は?生きている?」
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 いま、八神家は、懐かしの我が家を捨て、禍の団のアジトにいる。
 ヴィータの前では、間抜けな顔をしているはやてがいた。
 あたしに縋り付いて泣いていたが、落ち着いたところでの、爆弾発言。
 いまだ泣き腫らした目が赤くなっており、大変面白い顔になっている。
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(ひでえ顔だな。まあ、本人には黙ったとこう)
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「わけがわからないよ」と顔に書いてあるはやてに、シャマルが種明かしをしている。
 内容は、『アーシア・アルジェントの生存について』だ。
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「ごめんなさい、はやてちゃん。でもね、はやてちゃんには覚悟が必要だと思ったから」
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 そう、初めからアーシアを殺すつもりなどなかった。
 実は、神器もちが『旅
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