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ドリトル先生の競馬
第九幕その五

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「僕もね」
「そうだよね」
「私達も願ってるし」
「必死に努力しているし」
「それならね」
「絶対にね」
「うん、努力が実って」
 それでというのです。
「成功させて欲しいよ」
「そうだよね」
「物凄く難しくても」
「それでもね」
「成功させて欲しいね」
「彼には」
「心から思うよ、それと」
 先生はさらに言いました。
「もう一つあるよ」
「もう一つ?」
「もう一つっていうと」
「それは」
「いや、流鏑馬の後の競技もね」
 こちらもというのです。
「頑張って欲しいね」
「ああ、そっちもあったね」
「そうだったね」
「流鏑馬の後はね」
「競技もあったね」
「レースも」
「そう、それもあるから」
 だからだというのです。
「どちらもとなるけれど」
「頑張って欲しい」
「そうだっていうのね」
「どちらも出るから」
「それだけに」
「そう思っているよ」
 先生としてはというのです、そしてここで研究室に来た王子にも彼のことをお話すると王子もでした。
 頷いてです、こう先生に答えました。
「そうだよね」
「王子もそう思うよね」
「うん、折角だからね」
「両方ね」
「いいことになって欲しいね」
「そうなる為には」
 王子は先生にさらに言いました。
「やっぱりね」
「努力だよね」
「乗馬のね、流鏑馬については」
「弓矢もだね」
「そちらもとなるけれど」
「両方共だね」
「そう、そして」
 それでというのです。
「流鏑馬も競技も」
「成功させて」
 そしてというのです。
「満足してもらいたいよ」
「その彼に」
「そう思っているよ」
 心からという言葉でした。
「僕としては」
「努力は嘘を吐かない」
「絶対に生きるものだよ」
「確実にその人の糧になるね」
「うん、ただね」
「ただ?」
「努力は確かに嘘を吐かなくて」
 それでというのです。
「その人の糧になるけれど」
「それでもなんだ」
「何時結果は出るか」
「そのことはなんだ」
「すぐに出るとは」 
 それはというのです。
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