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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
仲違いと腐れ縁と予行練習
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記事にはこう書いてあった。

水着のサーヴァント、財団相手に大立ち回り。

昨夜夕刻、某ホテルを不法に占拠した葛城財団を水着のサーヴァントが撃退し、事件が大きくなる前にこれを未然に防いだ。
彼らはインタビューに応じ、これはあくまでエンターテインメントショーであり、事件ではないと言った。名は名乗らず、去り際に宣伝とし、「これからも『シルク・ドゥ・ルカン』をよろしく」とだけ言いどこかへと去っていったのである。

小さい記事なため、写真はない。
水着のサーヴァントとは一体何者なのだろうか。
そして自分の施設を宣伝して帰っていくという謎の配慮。
悩めば悩むほどわからない。
おそらく、ヒロインショーに憧れて真似しようとしたサーヴァントなのだろうか?

「それよりも弟くん!ショーが始まる前に一度充電させ」
「しないよ。」

抱き付こうとしたジャンヌを慣れた身のこなしで交わし、オーナー室を出ていく。
今日も1日が始まる。気を引き締めていかないと。

とその時だ。

「ヴィヴ・ラ・フランス!」
「!!!」

いきなり声をかけられびっくりする弟くん。
扉を出てすぐ、そこにはなんとあのマリーが待っていたのだ。

「な、なんですか!?というかここは関係者以外は…!」
「ええ!関係者だもの!」

そういい、マリーは弟くんに手紙を渡す。

「こ、これは?」
「紹介状!探偵さんとキュア☆おっきーが書いてくれたの!」

手紙の裏側には確かに、二人の名前が書いてあった。
手紙を開き、中身を確認する。

「ああ…そうだったんだ…。」

全て納得した。
そこにはこう書いてあった

【昨日、キュア☆おっきーと共闘して葛城財団を倒した期待の新人、キュア☆マリーをどうぞよろしく。】

と。

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