新兵器+仲間=忘れていたもの
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行った。一人残され、静寂の中ポツリと呟く。
「……勝たなきゃな。絶対に」
連合軍を撃退したとはいえ、絶望的な状況は未だに変わらない。圧倒的戦力差は、覆していない。
だが、諦めるわけにはいかない。大丈夫。大砲もあるし、頼れる仲間達もいる。負けるはずなんてない。
――――でも、この胸がざわつく感じはいったいなんだろうか。
「……今は、寝よう」
思考を巡らせるなんて、後でもできる。今はただ、疲れをとることを最優先にしよう。
暗く静かな休憩室。襲い掛かる睡魔に抵抗することなく、俺はゆっくりと目を閉じた。
――――連合軍が再び襲撃してきたのは、それから二週間後のことだ。
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