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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第86話
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リネさんという姉がいながら、何であんな性格になったのかしらね……」
「ううっ、返す言葉もありません……」
その様子を見ていたアガットは呆れ、アネラスは苦笑し、疲れた表情で呟いたシェラザードの言葉を聞いたプリネは申し訳なさそうな表情を浮かべた。

「フフ、”余興”のつもりが”我々を追い詰める状況”に陥らせるとはさすがはメンフィルと言うべきか………昔とった杵柄………遠慮なく振るえそうだな。」
するとその時オズボーン宰相は不敵な笑みを浮かべた後異空間から巨大な漆黒の魔剣を召喚して構えた!
「……!?」
「あの剣は……火焔魔人のものとも違う!」
「まさか―――――ミリアムさんの剣と同じ!?」
オズボーン宰相が手に持つ剣の異様さにすぐに気づいたガイウスとエマは驚き、心当たりがあるアルティナは信じられない表情で根源たる虚無の剣とオズボーン宰相の剣を見比べた。
「……製法こそ異なるが似たようなものだと言っておこう。我ら地精を統べる主人のみが持つことが許される無銘の大剣……さすがは伝説と謳われた――――――」
そしてアルベリヒがオズボーン宰相の剣について説明した後得意げな表情を浮かべて何かを説明しかけようとしたが
「アルベリヒ。……今はまだ留めておけ。」
「これは失礼―――我が主よ。」
オズボーン宰相に制止の声をかけられると説明を中断し、そして転位魔術を発動してシャーリィ達を転位させて合流したリィン達とオリヴァルト皇子達を包囲する位置に転位させた。

「さてと……そろそろ始めるとしますか。」
「編成はどうするの、リィン。」
「遠慮なく指示をしてくれ。」
オズボーン宰相達を見回したクロードは不敵な笑みを浮かべ、エーデルガルトとディミトリはリィンに指示を仰いだ。
「来い――――――メサイア、ベルフェゴール、アイドス、ユリーシャ!!――――ロイド!クレア少佐とシャロンさんの相手は引き続き、”特務支援課”に任せてもいいか!?」
「ああ、任せてくれ!――――――頼む、ルファ姉、ギレゼル!!」
「ハッ、ついでに色々と縁があったかかし(スケアクロウ)も俺達が相手してやるよ!出番だぜ――――――エルンスト!」
「お願い―――メヒーシャ!!」
「来てください――――――ラグタス、ラテンニール!!」
指示を促されたリィンはメサイア達を召喚した後ロイドに確認し、リィンの確認にロイドは力強く答え、ランディは不敵な笑みを浮かべてレクター少佐の相手も担当する事を答えた後それぞれが契約している異種族達を召喚し、エリィとティオも続くようにそれぞれが契約をしている異種族達を召喚した。

「えええええっ!?ロ、ロイドさん達までリィンやプリネ皇女殿下みたいに異種族の人達を……!」
「そ、そういえば昨日の会議の時にもロイドさん達もリィン達みたいな使い
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