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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第15話『ホテルアグスタ』
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間に合うかどうか瀬戸際だ!自分に防護結界を張っている暇はない!


カズマ「間に合えーー!!」


 さらに、スピードを上げるこの後自分がどうなっても構わない!


カズマ「よし!間に合っt―――っ!?」


 ギリギリの所でスバルと魔弾の間に自分の身体を滑り込ませティアの魔弾が直撃、その魔弾の勢いでスザクから足が離れ身体が空中に投げ出され重力により落下する。
 

スバル「カズマー!!」


 俺が最後に聞いたのは自分の名前を呼ぶスバルの声だった。









 sideティアナ・ランスター









ティア「うそ……で…しょ…」


 カズマが落ちる……あたしの撃った…(たま)が……あいつに…。


ヴィータ「ティアナ!この馬鹿!!」


 ヴィータ副隊長の声でハッと我に返りヴィータ副隊長の方を見るとカズマを支えて空中に浮いていた。


ヴィータ「無茶やって、味方を撃ってどうすんだ!」

スバル「あの、ヴィータ副隊長。今のもコンビネーションのひとつで―――」

ヴィータ「うるせぇぞ、タコ!なにがコンビネーションだ!その結果、カズマに直撃したんだぞ!もし、こいつが間に入らなかったらお前がこうなってたかもしれないんだぞ!それでも、そんなこと言えんのか、お前は!!」

スバル「それは……」

ヴィータ「もういい、後はあたしがやる!お前等みたいな馬鹿は、二人まとめてスッ込んでろ!」


 そう言うと、ヴィータ副隊長は一旦カズマをシャマル先生の所へ連れて行き直ぐに前線に戻っていった。
あたしとスバルは、ただその場に立ちつくすしか無かった……。








 side八神はやて








はやて「え、カズマくんが!?それで、大丈夫なん?」

シャーリー「はい、シャマル先生によると命には別状無いそうです。一応、精密検査も含めて今、病院に搬送中です」

はやて「それならよかった。ほんなら、残りの報告は後で…うん、ほな」


 通信を切って「ふぅ〜」っと息を吐く。


ヴェロッサ「そこの、お嬢さん。オークションはもう始まってるよ」

はやて「あ…」


 見知った顔が近づいてくる。


ヴェロッサ「いいのかい、中に入らなくて?」

はやて「ご親切にどうも、せやけどこれでも一応仕事中ですんで。どこかのお気楽査察官とちごて忙しい身なんです」

ヴェロッサ「ほほぉ……」

はやて「てか、またお仕事をほったらかして遊んでるんとちゃいますか?アコース査察官」

ヴェロッサ「酷い言いようだね。これでも、一応仕事中だよ。はやて」






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