暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第15話『ホテルアグスタ』
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
「こちら、スターズ05。シグナムさん聞こえますか?」

シグナム『ああ、聞こえている。なにか問題でも起きたのか?』

カズマ「いえ、特に何も起きていません。俺は少し森の方を見てこようかと思うんでその許可が欲しいんです」

シグナム『……わかった、許可しよう。だけど油断はするなよ』

カズマ「了解」


 シグナムさんとの念話を切って森の方に歩みを進めた。









 sideティアナ・ランスター








ティア「まったく、あいつはこういう時は妙に勘が鋭いんだから」


 そう呟きながら見回りを続ける……まあ、そこがあいつの良いところなんだけどね。


ティア「………」


 あいつがあたしの事を気にしていてくれている事が嬉しくて少し口元が緩む。
だけど、あたしの頭にはあの夜の光景が浮かぶ。なのはさんとカズマが抱き合っていて…そして……。


ティア「偶然よね偶然」


 そう心の中で結論をだす……ていうか、なんであたしがあいつの事でこんな事考えているのよ!
いいじゃない、あいつが誰を好きになろうとあたしの知った事じゃないわ!


ルキノ『ガジェットドローン陸戦型来ました!数は30、35…』

アルト『V型も4機います!』


 その時、ロングアーチから通信が入った。
どうやら来たようね。今は、あいつの事は後回しで任務に集中しないと!


ティア「シャマル先生!あたしも状況が見たいです!前線のモニターもらえますか?」

シャマル『了解。クロスミラージュに直結するわ。クラールヴィントお願いね』


 シャマル先生から送られてきた前線のモニターを見ると今まさに副隊長達がガジェットを倒している所だっだ。


ティア「これで、能力リミッターが付いているって言うの…?」


 そう、呟きあたしはギュッっと拳を握る。
やっぱり、あの人達は凄い…そう思うと自分の弱さに腹が立ってくる。


キャロ『ティアさん、ケリュケイオンに反応!転送魔法でガジェット出現!援護お願いします!』

ティア「了解、直ぐにそっちに行くわ!クロスミラージュ!」

クロスミラージュ[set up ready]


 キャロからの念話を切ってバリアジャケットへとセットアップする。








 sideカズマ・キサラギ









カズマ「ちぃ!こいつ等数が多いな!」


 俺は一人森の中でガジェットと戦闘中。
やっぱり、一人できたのは失敗だったな……てか、こいつ等さっきより動きが良くなったような気がする…。


カズマ「誰かが有人操作に切り替えたのか?―――うぉ!?
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ