暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第4章 ???×夜天の書
第22話 HAYATEのごとく
[3/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
だろう。
 カリムの預言を聞いてから、あっという間に、機動6課を設立し、地上本部に移ってしまった。
 

 ロストロギア『聖王のゆりかご』とガチンコ勝負を繰り広げたハヤテは、まさに英雄と呼ぶに相応しいといえよう。
 その姿を見たユーノは、ファザコンでさえなければなあ……と、高町なのは、フェイト・T・ハラオウンと一緒に残念がっていた。
 ちなみに、義姉たちリーゼ姉妹は、ファザコン対策として、譲渡されていたものの、あまり効果はなかったらしい。
 




 とある海外のイベント会場にて。


 そこでは、海外では最大規模のコスプレイベントが開催されていた。
 西洋系のキャラクターは、やはり西洋人が仮装すると様になっている。
 日本からきたコスプレイヤーも、負けじと和装で対抗していた。


 ――つまり、とてもレベルが高かった。


 その中でもひときわ目立つのは、魔法少女リリカルなのはの主人公「八神はやて」のコスプレだった。
 あまりの出来のよさに、人だかりができている。
 そのうえ、そのコスプレイヤーは英語にも堪能であり、大いにその一角は盛り上がっていた。
 英語力を生かし、広報としても活躍する「彼」は、まさにスターといえよう。


 後日、インターネットで配信された姿に魅了されたものは多く、大いに知名度を上げたらしい。




 ――――世界は、いつだって…こんなはずじゃないことばっかりだよ!


 ――――私は、貴女の娘です!


 ――――それでも、私は行くわ。アルハザードへ。全てをアリシアとやり直すのよ。


 夢を見ていた。
 笑顔のアリシアと暮らす夢。
 魔道炉の暴走でアリシアが死に、絶望に打ちひしがれた夢。
 死者蘇生の方法を探して、研究を重ねる夢。
 プロジェクトFにより生まれた「人形」と会話した夢。
 そして……


「私は、アリシアとともに、アルハザードへ旅立った」


 呟き、目が覚める。
 思考がかすむ。頭が重い。
 ここは、どこだ。自分は、死んだのか。
 死後の世界ならば、アリシアと会えるのだろうか。
 そうだとしたら、死んだとしても悔いはない。


 もともと、アルハアードに行けるとは考えていなかった。 
 それでも、縋ってしまったのは、自身の弱さだろう。
 死者を蘇生させる方法を探して、研究に研究を重ね――――疲れ果てた。
 『9つ』のジュエルシードで、次元震を起こし虚数空間に落ちたのは、消極的な自殺に過ぎないのだから。
 「人形」は……フェイトは無事だろうか。


「今になって、フェイトの心配をするなんてね。私には、心配する資格はないというのに……」  


 もう一度呟く。
 そこ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ