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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第4章 ???×夜天の書
第19話 魔法少女リリカルはやて
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あ。
 フェイトちゃんは、まさに美少女!って感じや。最近は、大人な美女になりつつあるし。
 あと、けしからん身体しとる」


――――フェイト・T・ハラオウンは純粋で素直な性格である


 保護者である元時空管理局員は、事件の真相を見抜いていた。
 現地で活動する少女――フェイトは、母親に言われて集めているに過ぎない。
 黒幕は、母親だろう、と。


 そう考えた彼は、一計を案じた。
 特殊な封印を施したジュエルシードのうち一つを、わざとフェイトに取らせたのだ。
 その封印は、彼の探査魔法にのみ反応する微弱な魔力を発しており。
 次元を隔てようと、居場所を感知できた。


 だが、博打の要素もある。
 たった一つでも、ジュエルシードは次元震を起こせるのだ。
 フェイトが全てを集める方針にみえたので、すぐさま行動を起こすとは考えづらかった。
 が。万一に備えて、使い魔の一人に、常時の監視と転移魔法の準備をさせていた。


 結果として、心配は杞憂に終わる。
 黒幕の居場所を突きとめるまでに、さほど時間はかからなかった。


「おじさまは、提督就任に対して賛成しているの?危ない仕事はさせたくなさそうだったけれど」
「それが最大の問題やねん。お養父さんは、過保護やからね」

「貴女のことを溺愛しているものね。
 思春期の少女としては、うっとうしく感じないのかしら」
「いや、まったく思わんよ。わたしのことを心配してくれる親心や。素直に嬉しいわ。
 プレシア・テスタロッサのことを考えると、フェイトちゃんの前では、あまり大っぴらには惚気られへんけどね」


――――プレシア・テストロッサ事件。通称PT事件。 


 フェイトの母親、プレシア・テスタロッサが、事件の主犯者だった。
 時空管理局から応援がくると、すぐさま彼は、位置情報を提供。
 敵の本拠地、「時の庭園」で、プレシアと決戦になった。


 プレシアは、慌ててジュエルシードを起動させようとする。
 しかし、転移による奇襲を受けたことで、失敗した。
 その結果、彼女は、史実のように、アルハザードに旅立つことはできず。 

 ――――史実通り9個のジュエルシードとアリシアとともに彼女は虚数空間に落ちた。



「それに、養姉さんたちは、わたしのこと後押ししてくれているしな」
「おじさまと二人のお義姉さん、か。義理とは思えないほど、本当に家族仲がいいわね」
「自慢の家族や」


 一瞬の迷いもなく断言する親友をみて、カリムは苦笑してしまう。
 家族を心から愛していることが分かるからだ。
 まあ。少々度が過ぎている気がしないでもないが。


 17才にもなって『結婚相手はお養父さん』と公言する
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