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re:俺の幼馴染は童顔過ぎて同じ歳にはみえない
青葉、ねね、ほたる編
本編
序章 諭吉があっても買えないものはある。
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言ったら喜びそうだな。





少し歩いてゲームショップにやって来た。
ゲームショップに入ると桜は嬉しそうにゲームショップを見て回りはじめようとした。それを涼風が桜を手を握って止めた。

「あっ、ねねっち待って」
「ちょ、何するの!」
「今日は私のゲームを買いに来ただけだから見て回るのはまた今度!」
「それなら早く買おうぜ」

そして俺達は店員さんの居るレジに向かった。
レジに着いて涼風は鞄から紙を取り出して店員さんに渡した。

「予約した涼風です」
「はい、少しお待ちください」

店員さんは店の棚から涼風が予約したゲームを探し出して棚から取り出した。

「フェアリーズストーリーを予約した涼風さんですね。こちらでよろしいですか?」
「はい」
「では、こちらの商品6150円になります」
「じゃあフクザワユキチ一枚で」

そう言って涼風は財布から一万円札を取り出して渡した。

「お嬢ちゃん賢いね、ではお釣りに野口英世三枚と850円です」
「えへへ」
「さっき覚えたんだよ」

横で桜がブーブーと文句を言いながら涼風はフェアリーズストーリーを無事に買えた。ゲームを買ったから店を出た。


「それなんか話題になってるよね」
「テレビやらゲーム雑誌にも注目の作品と書かれていたな」
「そうなんだ。私は絵が好きだったから」
「私も欲しかったんだけど野口すらないし…」
「もうちょっとお金の使い道を考えろよ」
「りくっちはフェアリーズストーリーは買わないの?」
「もってる」
「「えっ、持ってたの!?」」
「あぁ。それ発売されたの5日前だったからな」
「りくっちもフェアリーズストーリー興味あったんだ」
「うん、まー」

流石にそのゲームを作った会社の人に親戚が居てその人にゲームをいただいたなんて言えなかった。言ったら桜が「ずるーい!」っとブーブーと文句を言ってくるだろうな。

「ならそのゲームをやってる所をみたい」
「いいよ、なら今から来る?」
「いくいく、りくっちももちろん来るよね?」
「俺は要らないような気がするんだけどな」
「もしも分からなくなった所があったら教えてもらう為だからいるよ!」

俺は攻略本代わりみたいだ。

「あっ、その前に野口英世がいっぱいあるからジュース買ってこうよ。私もそれくらいあるから」
「だ、だめだよ。お釣りは全部返すって約束だし。それよりも早くこのゲームをやりたい!」
「なら涼風の家にお邪魔しにいくか」
「うん。じゃあ走ろうー!!」
「あっ、待ってよ〜!」
「そんなに早く走ると直ぐに体力切れになるぞ」

そして青葉は100メートルもしない内に体力が切れて膝に手をつかせて息を整えていた。言わんこっちゃない………



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