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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
アシッド・シーフォース
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「フロストシールド!!」

「グッ!?」

その時聞き覚えのある声とシーフォースの苦しむ声が聞こえた。目を開けて見てみるとそこにはバスターを構えたエックスがいた。

「エックス!」

「「「のび(さん)!!」」」

「お兄ちゃん!」

「エックス・・・・・」

「遅れてすまない。」

エックスが放ったフロストシールドはシーフォースの体に命中し体を凍りつかせていた。

「グッ、グウゥウウウ・・・・・・・・」

シーフォースは力を失いゼロを離す。

「どうやらパワー切れのようだな。」

ゼロはサーベルでシーフォースの体を斬る。シーフォースはもだえ苦しむようによろめいて行く。

「ア・・・・・アァ・・・・・・・」

「野郎。まだ・・・・・・・」

急所を斬られながらも動き続けるシーフォースにゼロはとどめを刺そうとバスターを展開する。

「待ってくれ、ゼロ。」

しかし、その手をエックスが押さえさせる。

「何故止めるエックス?」

「何か様子がおかしくないか?俺たちを狙わずに外へ行くなんて・・・・・・」

確かにシーフォースはエックスたちに目もくれず外へと出て行った。

「怖くなって逃げだしたんじゃないの?」

「まさか。」

「ねえ、これ見て!」

しずかは部屋の隅から何かの端末とディスプレイを発見する。端末を挿入して開いてみると何かメッセージが残されていることが分かった。

「これは一体・・・・・・・」

一同は、メッセージを開いてみる。すると若い女性の姿が映った。

「この人は?」

『21XX年、〇月〇日。どうやら私も限界のようです。その前にシーフォース。このメッセージをあなたに残しておきます。貴方を環境再生のための新型レプリロイドとして開発し、ついにあなたがこのダムの環境を改善するまでに至りました。設計した亡き父、そして、貴方を生み出した私も誇らしく思うわ。本当は、さらに改良を重ねて貴方の兄弟機を製作したいところだったけど父譲りの病状が私にも現れてきたの。今まで薬で誤魔化してきたけど・・・ゲホッ、ゲッホ!ゲホッ!・・・・・・・残念ながらあなたの完成まで持たないみたい。私の研究はドップラー博士に引き継がせることにしたわ。同じレプリロイドである博士ならあなたの能力を完成させるのに協力してくれるはずよ。このダムみたいに貴方が世界を綺麗にしてくれるようになったら私も父も満足よ。だから、私がいなくなっても・・・・・・・美しい自然を大切に守ってね。追伸、私が亡くなったらこの収容カプセルに入れてダムに沈めてちょうだい。きれいな水の底で魚たちに囲まれて寂しくないし、貴方がここを離れるようになっても私はここで眠っています。さような
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