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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
フローズン・バッファリオ
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・・・・」

「・・・・・・いいのよ、無理して付いてきたのはアタシなんだし。でもな・・・・・・・」

迫ってくるバッファリオを見ながらマーティはそっと口にした。


















「死ぬ前にもう一度デートしたかったな・・・・・・・・・」































『ワオォォオオオン!!』

その矢先、ラッシュが吠えながら脚部を変形させてブースターへと切り替えて二人の目の前にまで飛んでくる。

「ラッシュ?」

ラッシュは胴体に備え付けられていたアンカーを二人に飛ばして付着させるとそのまま飛んで二人を運んだ。

「ナニッ!?」

目標を外したバッファリオはそのまま壁へと激突する。ラッシュは安全地帯まで運ぶとアンカーを外して二人を降ろす。

「危なかった・・・・」

『ワン、ワン!』

ラッシュは、尻尾を振りながら二人の前に座る。

「ラッシュ・・・・・」

『クゥン、クゥン。』

マーティはラッシュを優しく撫でる。

「ごめんなさいね。あたし、アンタのこと本当に役に立つのかってバカにしてたわ。おかげで助かったけど・・・・」

『ワン、ワン!』

「・・・・フッフフ。これからはアンタもうちの部隊の一員だからね!」

『ワオォン!』

ラッシュは嬉しそうに吠える。

「ブ、ブモォ・・・・・・・・カ、壁ニメリ込ンデ動ケナイ・・・・・・・」

一方のバッファリオは壁にめり込んでしまって動けなくなっていた。エックスはバッファリオの方へ近寄ると密かに機能を停止させた。

「ブ・・・・・・モ・・・・・・」

「これでもう動けないはずだ。後はケイン博士のところへ持ってって原因を見てもらおう。」

エックスは、マーティたちの方へと向き直る。

「ありがとうな、ラッシュ。おかげで助かったよ。」

『ワォン?』

「これからもっと大変なことがあるかもしれないけどお互い頑張ろうな。」

エックスはラッシュの頭を撫でる中、ラッシュはじっとエックスを見ていた。

『・・・・・・・・』

(よくやったね、ラッシュ。これからも一緒に頑張ろうね!)

『ワン!ワオォオオオオオン〜!!!』

何かの面影を感じたのかラッシュは勢いよく吠えた。

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