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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
マオー・ザ・ジャイアント
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よかったな・・・・・ゲームのエックスのまんまだよ。」

「のび太さんカッコよかったわ。」

「いや〜、しずかちゃんに褒められるなんて〜。」

エックスは昔ののび太のようなしぐさをして照れる。それを面白くないと思ったのかマーティは不満そうな顔でエックスの隣に立つ。

「エックス。」

「ん?」

エックスは、少し不満そうなマーティの顔を見てギョッとする。

「ま、マーティ?一体どうしたんだ?」

「・・・・・その子に褒められて何照れてんのよ?」

「えっ?いや、別にそんな深い意味は・・・・・・」

「・・・・ふ〜ん。」

マーティはしかめっ面をしてその場を後にしよとするが足元でくっついている玉美を見て足を止める。

「・・・・・・ところでエックス。この子は誰なの?」

マーティは、玉美を抱き上げるとエックスに見せる。

「いや、俺もわからないんだ。しずかちゃんの従妹かい?」

「もう・・・・・空気が読めないな、のび太は。」

「もっと別な解釈はないのか?」

「?」

スネ夫とジャイアンの反応を見てエックスはキョトンとする。

「その子はね・・・・のび太さんの妹なのよ。」

「妹・・・・・・・・・・妹!?」

「えっ!?」

しずかの言葉を聞いてエックスとマーティは驚く。後ろにいたゼロも少し驚いているようだった。しずかはとりあえずいきさつを教える。

玉美は、のび太・・・・つまりエックスが亡くなってすぐに生まれた子でのび太の存在自体は両親から聞いていたとのこと。そして、一度も見たことがない兄に会ってみたいと思っていたことを話してくれた。

「俺の妹か・・・・・・・・どうもいまいちピンとこないな・・・・・・」

エックスは戸惑いながらも玉美を見る。玉美はマーティから放してもらうとエックスのことを興味津々に見ていた。

「・・・・・・・えっと・・・・・玉美ちゃん・・・・・でいいかな?」

エックスは玉美を見ながら言う。

「・・・・・お兄ちゃん。」

「ん?」

「のび太お兄ちゃんなんだよね?」

「・・・・・・まあ、姿はすっかり変わったけど。」

エックスは、困った顔をしていたものの玉美は嬉しそうだった。

「お兄ちゃん!!」

玉美は思い切ってエックスに抱き着いた。エックスは少し驚いたものの嬉しそうに抱き着いてきた玉美を優しく撫でてあげた。

「・・・・・・確かによく見てみるとママとパパに似ているような気がするな。」

「はっははは。」

「ねえ、アタシにも見せてよ。」





その様子を見ている三人は、少し不思議に思ったことがあった。

「・・・・・なあ、スネ夫。」

「何?ジャイアン。」

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