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ドラえもん のび太の転生ロックマンX(若干修正版)
マオー・ザ・ジャイアント
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六人は、天井から落ちてくる瓦礫に気をつけながら移動をした。メカニロイドはゼロとマーティが破壊し、ジャイアンたちはとにかく二人の迷惑にならないようにミニドラから受け取ったミニ空気砲をビッグライトで大きくして使っていた。

「ミニドラから道具を出させる奴を見たのは初めてだな・・・・・」

自分たちが相手の時はエックスのしつけのもあってか何も出さないにもかかわらず彼らに対しては力を貸しているのだ。それだけ彼らとエックスの絆は強いのだと何となく納得できた。

壁を昇って部屋に入るとマックたちが拘束していたエックスを転送装置にかけようとしていた。

「マック!」

「何ッ!?あの瓦礫の中で生きていただと!?」

やってきたゼロたちにマックは動揺する。

「キー!!二度も牢屋に戻ってたまるか!!」

「・・・・死ね!」

ギーメルとザインは、一斉にゼロたちに襲い掛かる。

「ダブルチャージウェーブ!!」

ゼロは、フルチャージショットを二発連続で放つ。ギーメルは吹き飛ばされるもののザインは大剣でどうにか持ちこたえる。

「コイツ・・・・・」

「アタシがいることを忘れているんじゃない?」

「!?」

ザインが防御を解くと目の前でマーティが槍を構えていた。しかし、槍の刃先がビームを帯びていた。

「な、なんだその槍は・・・・・」

「チャージロッド!!」

マーティがザインの体に槍を突き刺すと槍は彼の体を貫通して壁の方へと固定して動きを封じる。

「がああぁぁぁぁ!!!」

「ちっ!どいつもこいつも役立たずばかりだ!!」

マックは再び拘束用プラズマブラスターをゼロたちに向けようとする。

「そうはさせるか!!」

「何ッ!?」

ジャイアンは先ほど拾った鉄パイプでマックの顔面を殴りつける。

「があああああ!!!目が!目があぁ!?」

ダメージで視覚センサーが故障したのかマックはもだえ苦しみ始める。ジャイアンはすかさずパイプでマックの後頭部を叩きつけた。

「あ・・・・・・あぁ・・・・・・」

マックは、気を失ったのかその場で倒れる。ゼロは、輸送用メカニロイドをサーベルで破壊し、エックスを開放する。エックスは一瞬跪いたもののすぐに立ち上がる。

「大丈夫か、エックス?」

「あ、ありがとうゼロ。おかげで助かったよ。」

「礼ならマーティとあいつらに言うんだな。はっきり言って俺一人だったら脱走していた二人はどうにかなったのかもしれないがマックにやられていたかもしれないからな。」

「アイツら?」

エックスは、ゼロに後ろにいるジャイアンたちを見て目を丸くする。

「じゃ、ジャイアン!?スネ夫!?しずかちゃんまで!?」
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